インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年10月16日、Webコンテンツのデザインから制作、システム構築・運用まで、Webサイトに必要な要素を総合的に提供する「IIJコンテンツマネージメントソリューション」を発表した。同日販売を開始した。価格は、個別見積もり。
IIJコンテンツマネージメントソリューションは、Webデザインやサイト設計、業務形態に応じたCMSの選定、実装など、Webサイトに必要な要素を総合的に提供するサービスである(図1)。業務に応じて制作会社やベンダーを分ける必要がないため、Webサイトを迅速に立ち上げられるとしている。

拡大画像表示
アクセシビリティやユーザビリティに考慮した、アクセスしやすく誰もが見やすいWebサイトを設計、制作するとしている。欧州のGDPRおよびCookie法(eプライバシー指令)をはじめ、各国の個人データ保護法にも対応する。
システム基盤として、IIJのクラウドサービス、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureなど、ユーザーの要望に応じたクラウド環境を用意する。また、サイバー攻撃からWebサイトを防御する「Webセキュリティプラットフォーム」と組み合わせることで、セキュリティおよびガバナンスの確保も実現する。