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横浜市立大学とNECがデータサイエンス教育で協定、講師派遣やPBL実習を計画

2020年1月23日(木)IT Leaders編集部

横浜市立大学とNECは2020年1月22日、データサイエンス分野での相互の知見を活用した学生教育と社会連携を進めるため、「産学連携に関する基本協定書」を締結した。

 横浜市立大学では、データを利活用できる人材や、データを通じて新しい価値を生み出せる人材を育成するため、「データサイエンス推進センター」において企業などとの産学連携を推進している。

 NECは、社会課題を解決できるAI人材を輩出するため、2013年からAI人材育成に取り組んでいる。2019年4月には、「学び」と「実践」の場を提供することを掲げた「NECアカデミー for AI」を開講した。

 今回の2者の協定締結により、それぞれが持つ人的・情報資源、ノウハウとの相乗効果が期待できるとしている。

 人材育成に関する連携の1つが、講師派遣による講義である。NECからゲスト講師を招聘し、横浜市立大学データサイエンス学部を中心とした全学部生に対して、NECの各事業から得た知見に基づく講義を行う。

 もう1つが、PBL(Project-Based Learning)実習である。横浜市立大学データサイエンス学部3年次生をNECに派遣する。NECのデータサイエンティストの下、実際の企業の現場が直面している課題を踏まえ、データに基づいた客観的な認識や課題解決アイディアを創出するPBL実習を行う。これにより、AIを用いた問題解決へのアプローチ方法を身に付ける。さらに、PBL演習パッケージの共同検証を行う。

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