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[市場動向]

Celonisが国内初のユーザーコンファレンスを開催へ─BMW、ルフトハンザなどがプロセスマイニング事例を紹介

2020年7月21日開催ウェビナー「Celosphere Japan 2020」のみどころ

2020年7月8日(水)IT Leaders編集部

プロセスマイニングツールベンダーである独Celonisの日本法人が、国内で最初の年次ユーザーコンファレンス「Celosphere Japan」を2020年7月21日にウェビナーで開催する。同年4月28~30日(ドイツ現地時間)の会期で開催されたウェビナー「Celosphere Live 2020」の日本版の位置づけで、Celonisの先進ユーザーが登壇して事例を紹介する予定だ。

 クラウド型のプロセスマイニングプラットフォーム「Intelligent Business Cloud」を提供するCelonisが、2020年7月21日に日本の企業に向けて最新ソリューションとユーザー事例を紹介する。コンファレンスの名称は「Celosphere Japan 2020」で、2020年4月末に本社が開催した「Celosphere Live 2020」のプログラムを日本市場向けに再編したオンラインイベントとなっている(関連記事プロセスの発見から自律/自動化へ─プロセスマイニングの進化と超流動企業への道筋)。

写真1:2020年4月末に独Celonisが主催したCelosphere Live 2020の模様

 先日、公開されたCelosphere Japan 2020公式サイトにあるプログラムによれば、ウェルカムスピーチを、Celonisの共同創業者の1人で、共同CEOを務めるバスティアン・ノミナヘル(Bastian Nominacher)氏と、日本法人代表取締役社長の小林裕亨氏が行う。また、小林氏はその後の基調講演にも立つ。国内で初めてのユーザーコンファレンスということもあり、同講演では、「プロセスマイニングとは何か?」から説明がなされるようだ(関連記事「日本企業からの期待を実感、投資強化で貢献したい」─独CelonisのCEOにプロセスマイニングの今を聞く)。

 基調講演の後、Celonisの幹部、識者、ユーザーが次々と登場してプロセスマイニングの最新動向とCelonisのグローバル戦略が語られるセッションが用意されている。出演者リストには、プロセスマイニングの“生みの親”であるウィル・ファン・デル・アールスト(Wil van der Aalst)博士の名前もあり、アールスト氏から日本のユーザーに向けたメッセージも聞くことができそうだ(関連記事“生みの親”アールスト博士が説く「すべての企業がプロセスマイニングに着手すべき理由」)。

 なかでも注目したいのは、本国のCelosphereにも登壇した欧州の先進ユーザーによる事例セッションだ。ABBが「デジタルサプライチェーンを劇的に変える方法」、BMWが「プロセス・エクセレンスへのジェットコースターのようなジャーニーで学んだこと」、ドイツテレコム(Deutsche Telekom)がプロセスマイニングを利用してデータドリブン型企業になることで、どのように大きな価値を獲得したか」、Lufthansa CityLineが「定刻出発で顧客満足度を高める」とそれぞれ題したセッションを展開する。

 ほかには、Celonis日本法人のエキスパートによる製品デモ、プロセスマイニングの導入を支援するパートナープログラム紹介のセッションも行われる。参加費は無料で、事前登録制となっている。すでに上述の公式サイトから登録が行える。

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