富士通は2020年10月12日、製造業向けの「COLMINA」アプリケーションをクラウド上でサブスクリプション型で提供する。生産オペレーションの効率化や工作機械の効率活用を早期に実現できるとしている。料金(税別)は月額15万円から。
富士通は、製造業向けにこれまで提供してきた「COLMINA」ブランドのアプリケーションを、サブスクリプション型のサービスとしてグローバルで提供する。設備稼働の可視化、工場ダッシュボード、生産性・品質の分析テンプレート群などを提供する(図1)。
図1:COLMINAサブスクリプションサービスの概要(出典:富士通)拡大画像表示
クラウド基盤には、DUCNETが2021年4月からサービス提供を開始するクラウドサービス「デジタルユーティリティクラウド」を活用する(関連記事:富士通、ファナック、NTT Com、製造業のDX基盤となるクラウドサービスを提供する新会社「DUCNET」を設立)。
従来、もの作りのための業務システムは、製造業各社が個々に構築していた。これをサブスクリプション型のクラウドサービスとして提供する。これにより、業務システムを早期に、初期投資を抑えて利用できる。サービスの開始は2021年4月で、まずは工作機械業界向けに開始し、その後順次、自動車や機械・エレクトロニクス市場に拡大する。
サブスクリプションサービスではまず、設備稼働の可視化、工場ダッシュボード、生産性・品質分析テンプレートを提供する。ユーザーは、これらを定額で利用できる。生産性・品質分析テンプレートは、富士通工場の実践に基づいて100画面以上を用意した。
続いて、クラウドロボティクスサービスもサブスクリプション型で提供する。ロボットやロボットを用いた設備・システムを、クラウドに蓄積した知識を元に、CPS(サイバーフィジカルシステム)上で制御する。さらに、PLM/ERP/MESなどの基幹システムとの連携機能も提供する。業務データとIoTデータを連携させて業務を効率化できるようにする。
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