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アイエスエイ、システム異常監視警告灯「どこでも警子ちゃん」を販売、USB接続型の手のひらサイズ

2020年10月30日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイエスエイ(ISA)は2020年10月29日、システムの異常監視などに使う警告灯(パトランプ)製品群「警子ちゃんシリーズ」を拡充し、コンパクトな手のひらサイズの「どこでも警子ちゃん」を開発したと発表した。同日、USB接続型の「DN-1600U」(2万9800円から)と、USBに加えてデジタル入力ができる「DN-1600UD」(3万9800円から)の販売を開始した。いずれも、2020年12月から出荷する。

 アイエスエイ(ISA)の「警子ちゃんシリーズ」は、システム監視イベントの発声を光や音で知らせる警告灯(パトランプ)製品である(図1)。DN-1600UDとDN-1600UDは、USBケーブルで接続したWindowsやLinux機から、コマンド制御によってランプを光らせたり消したりできる。2モデルのうちDN-1600UDは、USB接続に加えて4チャンネルDI(無電圧接点信号入力)によるセンサーとの直接接続ができる。

図1:手のひらサイズの警告灯「どこでも警子ちゃん」の外観(出典:アイエスエイ)図1:手のひらサイズの警告灯「どこでも警子ちゃん」の外観(出典:アイエスエイ)
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 パトランプを制御する方法として、Windows用のコマンドラインツールを用意している。コマンドプロンプトやバッチファイル、アプリケーションなどから外部コマンドとして利用できる。また、シリアルポートとしても認識するため、Linuxなどのターミナルからシリアル通信でコマンド制御が行える。

 今回製品化した2モデルは、コンパクトな手のひらサイズの「どこでも警子ちゃん」の最初の製品である。環境に馴染みやすく、壁や天井など場所を選ばすどこにでも設置できることを狙って開発した。その背景について同社は、医療や教育の現場など、システム管理者ではない一般の人が目にする場所にパトランプを設置する機会が増えている状況を挙げている。

 今回の製品では、感染症対策など衛生面への配慮も踏まえて、アラームの解除方法に非接触センサーを採用した。装置に手をかざすだけで、装置に触れることなく点灯・鳴動を停止できるようにした。

 本体サイズは、直径82×高さ60ミリメートルで、重さは約100グラム。底面には壁面への引掛け穴が付いている。ランプの点灯色は、7色(赤、黄、緑、青、水、紫、白)から自由に選べる。利用シーンや使用方法などによって色を使い分けられる。

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