富士通は2020年12月24日、これまでサブスクリプション型で提供してきたクラウドサービスやソフトウェアと同様に、ハードウェアや運用管理サービスを含めたIT商材全般をサブスクリプション型で販売開始した。販売目標は、サブスクリプション事業「FUJITSU Hybrid IT Service」全体で、2022年度(2023年3月期)に売上1兆円。
富士通は、サブスクリプション事業「FUJITSU Hybrid IT Service」を拡充する。これまでサブスクリプション型で提供してきたクラウドサービスやソフトウェアと同様に、ハードウェアや運用管理サービスを含めたIT商材全般を、利用期間や利用量に応じてサブスクリプション型で販売する(図1)。
図1:サブスクリプション型で提供する主な製品・サービス(出典:富士通)拡大画像表示
ハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービス、データセンター、運用サービスなど、ITシステムの構成要素一式を、一貫してサブスクリプション型で提供する。これにより、クラウド環境だけでなく、オンプレミス環境やハイブリッドクラウド環境においても、リソースの増減や運用変更などを柔軟に実施できる。業務のピーク性能を想定したサイジングが不要になる。
運用サービスについては、ITインフラの運用項目を標準化し、仕様と価格を明示したプレフィックス型のメニューとして提供する(図2)。マルチクラウドやハイブリッドIT環境など78種類のITインフラについて、運用項目を「Premium」、「Enterprise」、「Basic」、「Lite」に分類し、オプションとともにメニュー化した。
図2:「プレフィックス型運用サービス」の各種メニュー(出典:富士通)拡大画像表示
ユーザーは、システム要件に応じて、必要なメニューを選択できる。例えば、最新ITのスキルや人員の不足を解消する場合は、フルスコープでサービス提供する「Premium」を活用し、スモールスタートでサービスを段階的に利用する場合は「Lite」から順次拡張する、といった使い方ができる。
サブリクリプション型の商品群は、2020年度第4四半期から順次、オンライン販売サイト「FUJITSU Marketplace」から購入できるようにする。ユーザー自身で、Web上の手続きから簡単にサービスを利用できるようになる。
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