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[IT Leaders Tech Strategy LIVE ローコードプラットフォーム]

縦横無尽なデータ連携がデジタル競争力に直結、ノーコードがもたらすユーザー価値とは?

2021年3月25日(木)

2021年2月25日、ライブ配信ウェビナー「IT Leaders Tech Strategy LIVE『ローコードプラットフォーム』の実力と最適解を探る」(主催:インプレス IT Leaders)が開催された。注目セッションの1つとして、アステリアの東出武也氏(エンタープライズ本部 マーケティング部 部長)が登壇。「DX推進と業務改善を加速させる内製化とノーコード開発 〜シームレスなデータ活用のカギを握るデータ連携〜」と題して語った内容を紹介する。

データを制する企業がDXで一歩抜け出す

新型コロナウイルスのパンデミックを経験した我々は、ニューノーマルにおけるビジネスのあり方をあらためて考えさせられることとなった。東出氏は「社会や企業はこれまで以上のスピードでデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることが求められています。特に重要になってくるのがデータをどう活用するかという問題。ノーコードでのデータ連携はその解決手段の一つとなるのです」と講演を切り出した。

アステリアの東出武也氏(エンタープライズ本部 マーケティング部 部長)

「つなぐ」をコンセプトにさまざまなサービスを展開するアステリア。システムをつなぐノーコードのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」を筆頭に、システムとヒトをつなぐモバイルコンテンツ管理「Handbook」、システムとモノをつなぐエッジコンピューティング基盤「Gravio」、ヒトとモノをつなぐビジネスアプリ構築サービス「Platio」などで市場での存在感を高めている。

「ローコード/ノーコードに明確な定義はありません。さまざまな製品が展開されており、個々の製品の特徴を見ていくことが大事です。アプリ開発ツールやECサイト構築などフロントエンドで活用されているイメージがありますが、バックエンドにも多くのノーコードツールがあります。その中でASTERIA Warpは、システム連携で必要になる『データ連携』をノーコードで実現することにフォーカスしています」と東出氏は説明する。

東出氏は、データ連携はDXを進めるうえで特に重要になってきていると指摘し、その理由を次のように続けた。「DXの段階は大きく3つのフェーズに分けられます。第1フェーズは、IT利用による業務プロセスの進化の段階で、標準化された業務プロセスを情報システムに置き換えます。第2フェーズはITによる業務の置き換えの段階で、ITで業務を代替させ、自動化させます。さらに第3フェーズは、業務がITへ、ITが業務へとシームレスに変換される状態で、ITと業務が一体となって、改善活動を高速で繰り返しながら、常に最適な状態を維持し、業務を遂行します。このうち、第2フェーズにおいて、データの収集や業務プロセスの自動化を推し進めるのに重要となるのがデータ連携やRPAなのです」。

DXの段階は3つのフェーズでとらえられる
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データ連携で押さえるべき3つのポイント

データ連携がなぜ必要になるのかについて、システムのあり方が変化していることを挙げる東出氏。「以前は、オンプレミスのシステムが中心だったため、分散されたシステム間のデータを連携・収集し、BIツールに渡すことでデータ活用を実現できました。しかし、クラウドシフトが顕著になってきた今日では、ハイブリッドクラウドでの連携や、クラウドtoクラウドの連携が必要ですし、さらにIoT/AIなどのビッグデータ活用の領域でデータ連携が必要になってきています。現在は、データのみがIT資産になると言っても過言ではありません。さらに今後は、データを柔軟かつシームレスに連携させることでデータの価値を高め、DXをさらに推進することが求められています」。

そのうえで東出氏は、コロナ後のニューノーマル時代のデータ連携で押さえるべきポイントを3つ挙げ、それぞれでどう取り組みを進めればよいかを解説した。

1つめのポイントは「APIの攻略」だ。現在は、ほとんどのシステムやサービスがREST APIなどのWeb APIを公開している。ただ、なかにはリファレンスが難解だったり、認証の仕組みが難解だったりといった課題がある。また、すべてのAPIで手順が異なり、知識が生かしにくいという課題もある。データ連携では、いかに簡単にAPIを活用できるかがカギだ。

2つめのポイントとなるのが「クラウド活用」。リモートでの働き方を構築するためには、クラウドサービスへのデータ移行や社内システムとのデータ同期が重要になる。また、さまざまなサービスと連携しながらサービスをマッシュアップで作り上げていくことも欠かせない。データ連携についても、いかに多様なクラウドサービスをカバーできるのかが要諦となる。

3つめのポイントは「内製化」だ。開発のハードルを下げることで、慢性的なITエンジニア不足を解消することが期待できる。また、自社でシステムやサービスを把握・制御することで、さらなるデータ活用を実現できるようになる。

「これらAPI攻略、クラウド活用、内製化という3つのポイントを実践できるようにするのが、ノーコードでのデータ連携ツールASTERIA Warpにほかなりません」とは東出氏の弁だ。

ノーコードの超高速開発で企業のDX加速を支援

ASTERIA Warpの特長をあらためて説明すると、ノーコードで設計開発を行うことで、さまざまなシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現するデータ連携ツールである。Excelなどのオフィスソフトから、Salesforceやkintone、Boxなどのクラウドサービス、各種データベースといった100以上のシステムやサービスと迅速に連携し、シンプルな操作で、超高速開発が可能なことに大きなアドバンテージがある。2020年12月末現在で9011社に導入されており、テクノ・システム・リサーチの調査では、14年連続シェアNo.1を獲得するなど、実績と定評のあるデータ連携ツールだ。

ASTERIA Warpはシンプルな操作で超高速開発を実現する
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「社内に存在する各種システムやデータ、クラウドサービス上に存在するさまざまなデータをノーコードで連携することができます。連携のためのコンポーネントはGUI化されており、画面上でアイコンをドラッグ&ドロップで操作し、アイコンごとにプロパティを設定することで、データの流れを可視化できます。連携定義やフォーマットの変換も関数を用いて自在に設定でき、API仕様も連携機能が吸収してくれます。作った処理を直接実行するだけでなく、スケジュールを設定して自動化することも可能です。業務部門の担当者を含め『誰でもエンジニアに』を実現した製品なのです」と東出氏は強調する。

開発生産性も高く、手組みのプログラミング開発で数十分から数時間かかるところを、ASTERIA Warpなら数分で可能だという。例えば、65〜100ステップのJavaプログラムの場合、サンプルの検索やコピー&ペースト、コンパイル、テスト、仕様書作成など、タスクが山積みになりやすいが、ASTERAI Warpなら、設計工程そのものが開発工程となるため、開発工数が大幅に削減され、仕様書も自動作成される。属人性を排除できるメリットもある。

さまざまなシステムやサービスを連携することで、データ入出力などの業務が自動化されるため、RPAツールとして利用することもできる。例えば、複数のExcelファイルのデータを集約して1つのファイルに統合させたり、システムから必要なデータを抽出してレポートを作成したり、データの加工・集計処理も簡単に実現することが可能だ。

東出氏は最後に「ノーコード開発と内製化は、DXの推進と業務改善を加速させます。データ連携ツールはシームレスなデータ活用や業務効率化の実現を強力にサポートします。DX実現のためにぜひお役立てください」と視聴者に訴えかけ、講演を締めくくった。


●お問い合わせ先

アステリア株式会社

製品サイト:https://www.asteria.com/jp/warp/
お問い合わせフォーム:https://www.asteria.com/jp/contact/entry/

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