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中央システム、物品管理・棚卸クラウド「fine asset」を強化、棚卸の進捗を管理可能に

2021年6月2日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

中央システムは2021年5月31日、クラウド型の物品管理・棚卸サービス「fine asset」を刷新した。リニューアルでは、使いやすいようにUIデザインを刷新したほか、棚卸の進捗を管理できるようにした。価格(税別)は、物品管理と棚卸ができる「物品管理プラン」が月額1万円から、機能を棚卸に絞った「棚卸専用プラン」が月額5000円から。

 中央システムの「fine asset」は、クラウド型の物品管理・棚卸サービスである。什器・備品やIT機器など、企業が保有する各種の資産をクラウド上で一元管理する。資産管理に使っていたExcel台帳からCSVファイルを出力し、これをfine assetにインポートすることでデータの登録が行える。

画面1:クラウド型物品管理・棚卸システム「fine asset」の画面(出典:中央システム)画面1:クラウド型物品管理・棚卸システム「fine asset」の画面(出典:中央システム)
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 棚卸業務の管理機能を備えており、物品に添付したバーコードをスマートフォンで読み取るだけで棚卸を行う(画面1)。QRコードや2次元バーコードなど、市販のバーコードに対応している。今回のリニューアルでは、棚卸の進捗状況をグラフでリアルタイムに確認できるようにした。部門ごとや資産区分ごとに進捗状況を確認できる。

 棚卸結果のレポート機能により、データ不備(管理情報の更新漏れ)の件数や状況、不明資産の件数などの把握が容易になる。レポートから、特定の部門でデータ不備が多いといった、運用を見直すための気づきを得ることができる。

 今後の機能拡張予定として、資産データを外部システムから登録、参照、更新するためのAPIを提供する。

 fine assetを提供する背景として同社は、企業の多くは社内資産をExcelや紙の台帳で管理しており、棚卸もリストを元に目視で現物を確認しているという状況を挙げる。「従来の運用では人為ミスが発生するリスクが高く、結果として記録や確認の作業に多くの時間や手間がかかる。テレワーク環境下では、会社の資産を正確に管理することがより難しくなっている」(同社)

 価格(税別)は、初期費用が無料で管理資産点数に応じた月額制をとる。社内資産の台帳管理から棚卸までをカバーする「物品管理プラン」(月額1万円から)、棚卸専用のプランで使った月だけ利用料金が発生する「棚卸専用プラン」(月額5000円から)の2つの料金プランを用意している。両プランとも、最低利用料金で1000点まで管理対象にでき、管理対象を追加する場合は、物品管理プランが100点あたり月額1000円、棚卸専用プランが100点あたり月額500円。支払方法として、請求書ベースの銀行振込と口座振替から選択できる。

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中央システム / fine asset / 資産管理 / 棚卸

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