[技術解説]

ガートナー、先進テクノロジーハイプサイクル2021年版を発表、25の注目技術が信頼/成長/変化のトレンドを形成

2021年8月24日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ガートナー ジャパンは2021年8月24日、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2021年」を発表した。「過度な期待のピーク期」に、ブロックチェーンを用いたNFT(非代替性トークン)や分散型アイデンティティなど6項目をプロットしている。「黎明期」に、ソブリン(主権)クラウドや量子ML、AI主導のイノベーションなどが並ぶ。総括として、2021年版のハイプサイクルは「信頼の構築」「成長の加速」「変化の形成」の3つの包括的なトレンドに集約できるとしている。米ガートナー(Gartner)が同年8月23日に発表した内容を紹介している。

 米ガートナーの先進テクノロジーハイプサイクル(Emerging Technologies Hype Cycle)は、ビジネス戦略の担当者や研究開発のリーダーなどが先進テクノロジーのポートフォリオを策定する際に考慮すべきテクノロジー/トレンドとして、同社が業種横断的な視点から分析を行い作成した技術/市場トレンド指標である(図1)。

図1:先進テクノロジのハイプ・サイクル:2021年(出典:ガートナージャパン、2021年8月)図1:先進テクノロジのハイプ・サイクル:2021年(出典:ガートナー ジャパン、2021年8月)
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 テクノロジーの普及度やトレンド遷移を示すガートナー独自の指標であり、テクノロジーの普及プロセスを、「黎明期」「過剰な期待のピーク期」「幻滅期」「啓蒙活動期」「生産性の安定期」の5段階に分け、各テクノロジーをハイプカーブと呼ぶ曲線上にプロットしている。今回発表した先進テクノロジー版は、同社が年次で発表しているもので、他の分野別ハイプサイクルよりも注目度が高い(関連記事ガートナー、先進テクノロジーハイプサイクル2020年版を発表、COVID-19関連が注目を集める)。

 先進テクノロジーハイプサイクルの2021年版では、1500を超えるテクノロジーを分析したうえで知見を抽出し、今後5~10年にわたって高度な競争優位性をもたらす可能性が高い25項目の先進テクノロジーをハイプカーブ上に並べている。

 ガートナーは、2021年版の総括として、今回取り上げた25の先進テクノロジーは、「信頼の構築」「成長の加速」「変化の形成」という3つの包括的なトレンドに集約できるとしている。

●Next:ガートナーが示す3つのトレンド/25の先進テクノロジーの一覧表

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