日本システムウエア(NSW)は2021年9月28日、IoTクラウドサービス「Toami Lite」を提供開始した。IoTデータを取集・可視化するIoTクラウドシステムをMicrosoft Azure上にノーコードで構築することができる。価格(税別)は、共有プランが月額4万円(接続機器25台)から、専有プランが月額15万円から(初期費用は40万円)。
日本システムウエア(NSW)の「Toami Lite」は、IoTデータを取集・可視化するIoTクラウドシステムをMicrosoft Azure上にノーコードで構築できるサービスである。データの収集と蓄積、アラート通知、データのCSV出力など、IoTクラウドシステムに必要な機能をトータルで提供する(図1)。
図1:Toami Liteの概要と可視化部品の例(出典:日本システムウエア)拡大画像表示
IoTセンサーデータを可視化する部品を20種類以上用意した。これらの可視化部品を配置することで、プログラミングを記述せずにIoTデータを可視化するWebアプリケーションを構築できる。
画面レイアウトだけでなく、可視化部品とIoTデータのひも付けと連携もノンプログラミングで設定できる。閾値によるアラートメールの送信、データのCSV出力などの機能を追加できる。可視化部品の例として、数値をリアルタイムに表示できるアナログメーターやデジタルメーター、データの履歴や推移を表示できる表や時系列グラフなどがある。
このほか、Toami Liteは、IoTデータを収集するインタフェースとして、データ取り込み用のWeb API(REST API)を用意している。IoT機器側でToami LiteのWeb APIを利用して、IoTデータをToami Liteに送信できる。
次のユースケースを挙げている。IoTセンサー情報の収集。状態変化の把握(駐車場の満空管理や、鉄橋の歪み・傾斜・振動・衝撃の検知など)。稼働状態の把握(車輌稼働状況やEV蓄電状況、在庫状況などの把握、故障の監視など)。位置情報の把握(車輌の運行管理や盗難防止対策、トラックの輸送管理など)。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



