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NTT-AT、RPA新版「WinActor Ver.7.3.0」、人のPC操作と同様の画面状態確認が可能に

2021年10月8日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2021年10月7日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「WinActor」の新版「WinActor Ver.7.3.0」を発表した。同年10月18日から販売する。新版では、新機能「画面状態確認機能」を追加した。人のPC操作と同じように、PCの画面状態を確認した後に次の操作を実行できるようになった。

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)の「WinActor」は、RPAソフトウェアである(関連記事RPAソフト新版「WinActor Ver.7.2.1」、Excel/CSV形式のひな型からシナリオを自動生成)。WindowsアプリケーションやWebアプリケーションで行う各種の操作を「シナリオ」として記録し、これを人間に代わって自動で実行できる。操作対象の既存システムに手を加えることなく、これまで人手で行ってきた定型的な繰り返し作業や、複数システムにまたがるデータの投入作業などを自動化できる。

 新版では、新機能「画面状態確認機能」を追加した(図1)。人と同じように、PCの画面状態を確認した上で、次の操作を実行できるようになった。「ある操作を行ってから、次の操作が可能になるまで待って、次の操作を開始する」という動作を実現する。スリープを使った実行タイミングの調整が不要になるので、動作環境が変わるたびに実行タイミングの調整を行う必要がなくなる。

図1:RPAソフトウェア「WinActor」に追加した「画面状態確認機能」の概要。「ある操作を行ってから、次の操作が可能になるまで待って、次の操作を開始する」という動作を実現できるようになった(出典:NTTアドバンステクノロジ)図1:RPAソフトウェア「WinActor」に追加した「画面状態確認機能」の概要。「ある操作を行ってから、次の操作が可能になるまで待って、次の操作を開始する」という動作を実現できるようになった(出典:NTTアドバンステクノロジ)

 従来、WinActorのシナリオ作成においては、アプリケーションの起動時間などの時間を想定し、各操作の前に待機時間を手動で設定していた。しかし、このやり方では、対象アプリケーションのバージョンアップなどの環境変化によって、操作タイミングがずれてエラーが発生することがあった。WinActor新版では、これを解決した。

 新版では、オンラインアップデート機能も追加した。WinActor本体、ライブラリ、Webドライバを、自動でアップデートできるようになった。更新方針として、「自動更新」、「手動更新」、「更新しない」から設定できる。

 Internet Explorer(IE)のサポート終了(2022年6月15日)に向けた機能拡張も施した。Microsoft EdgeのIEモードで開いたページを自動で記録してシナリオを作成したり、シナリオをMicrosoft EdgeのIEモードで実行させたりできるようになった。今後は、IEを利用したシナリオを他のWebブラウザに移行するツールやドキュメントも提供する予定である。

 新版では、ドキュメントを作成する負担を軽減する機能として、シナリオからドキュメントを生成する機能も追加した。シナリオに配置したノードや設定情報の概要を、ドキュメントとして出力する。読みやすいように、HTML形式で出力する。

 Windows標準のRPA機能「Power Automate Desktop」との連携機能も用意した。Power Automate Desktopで作成した細かいロボットを部品として使い、WinActorを使って業務ごとのシナリオとして組み上げる使い方ができる。

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