アプリケーション アプリケーション記事一覧へ

[新製品・サービス]

名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」、Sansan非導入でもGoogle Workspaceから利用可能に

2021年11月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Sansanは2021年11月26日、名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」をGoogle Workspaceから利用できるようにすると発表した。紙の名刺をオンラインで作成・注文できるサービスで、これまでクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプションとして提供してきたが、今回、Sansanを導入していなくてもSansan名刺メーカーを利用できるようにした。今後は、SansanやGoogle Workspace以外のサービスからも利用可能にする予定である。

 Sansanの「Sansan」名刺メーカーは、紙の名刺をオンラインで作成・注文できるサービスである。これまでクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプションサービスとして提供してきたが、今回これを単独サービスとして切り出し、Sansanを導入していなくても利用できるようにした。SansanまたはGoogle Workspaceのいずれかの環境から利用できるようになった(関連記事Sansan、紙の名刺をオンラインで作成して発注できる「Sansan名刺メーカー」を提供図1)。

図1:名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」の概要(出典:Sansan)図1:名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」の概要(出典:Sansan)
拡大画像表示

 Sansan名刺メーカーを利用して、ユーザーが作成した名刺を印刷してユーザー宛てに配送する。オンライン上で、発注申請や承認、発注手続きまでを完結できる。これまでアナログで行っていた発注業務をデジタル化できる。また、紙の名刺のほかに、URLで名刺画像を指定可能なオンライン名刺も作成できる。名刺のURLをメール文面などに貼り付けて利用できる。

 Google WorkspaceからSansan名刺メーカーを利用する場合、Google Workspace上に名刺情報、レイアウト、デザインを登録することで名刺を作成できる。複数のテンプレートを登録できるほか、写真や資格マークなどの画像もアップロードできる。

 社員の名刺情報をSansanやGoogle Workspaceに集約できるので、支給した名刺情報の変更や管理が容易にある。名刺を支給された社員は、名刺情報をGmail画面で確認できる。紙の名刺が必要になった場合は、Gmail画面から発注枚数と発送先を選択するだけで発注申請を行える(画面1)。

画面1:Gmailの画面上で名刺の発注枚数と発送先を選択する様子(出典:Sansan)画面1:Gmailの画面上で名刺の発注枚数と発送先を選択する様子(出典:Sansan)
拡大画像表示

 「名刺の発注業務は、いまだにアナログな作業が数多い。当社がビジネスパーソンを対象に行った調査では、1回の名刺発注にかかる時間は45分で、多くは、紙での発注書の作成や、名刺情報の集計業務などによるものであることが判明した。Sansan名刺メーカーを使うことによって、名刺の作成・発注や管理をSansanやGoogle Workspaceに集約できるので、管理部門の業務を効率化できる」(同社)

 Sansanの調査では、6割以上が今後も名刺文化が継続すると回答しているという。「対面の機会が減少したコロナ禍においても、名刺に一定の必要性を感じていることが分かっている。また、今後利用したい名刺の形式についても、4割以上が『紙とオンライン名刺の併用』と回答しており、最も多い結果となっている」(同社)

 Sansan名刺メーカーの価格(税込み)は、1ユーザーIDあたり年額1500円で、1ユーザーIDあたり年間1箱分(100枚)の名刺発注が無料で付帯する。追加発注は、発注数や用紙・加工などによって都度見積もり。発注は100枚単位のほか小ロットでも可能である。

関連キーワード

Google Workspace / Sansan / 名刺管理 / 総務

関連記事

トピックス

[Sponsored]

名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」、Sansan非導入でもGoogle Workspaceから利用可能にSansanは2021年11月26日、名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」をGoogle Workspaceから利用できるようにすると発表した。紙の名刺をオンラインで作成・注文できるサービスで、これまでクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプションとして提供してきたが、今回、Sansanを導入していなくてもSansan名刺メーカーを利用できるようにした。今後は、SansanやGoogle Workspace以外のサービスからも利用可能にする予定である。

PAGE TOP