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デロイト トーマツとアピアン、ユーザー企業へのBPMSの構築・導入サービスで協業

2022年2月9日(水)IT Leaders編集部

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は2022年2月8日、ユーザー企業へのBPMS(ビジネスプロセス管理システム)の構築・導入でアピアンジャパン(Appian)と協業を開始したと発表した。Appianは、BPMSを構築する製品を提供する。DTCは、BPMSの構築に向けた構想策定、ワークフローの定義・整理、システム導入、導入後のフォローまでを支援する。

 DTCとAppianは、ユーザー企業へのBPMS(ビジネスプロセス管理システム)の構築・導入で協業した。狙いは、「従業員体験の向上」、「非効率的な業務からの解放」、「プロセスノウハウの蓄積」、などを図ることである。このため、BPMS製品を提供しているAppianと、BPMSの導入に関する知見を持つDTCが協業した。

 BPMSは、分断されている人やデータ、システム、RPA、AIなどをワークフローを起点につなぎ、ビジネスプロセスの実行や支援、改善を行うシステム基盤である。今回両社が協業することで、業務フローの構想設計からプラットフォーム導入まで一気通貫でユーザー企業を支援できるようになるとしている。早期に非効率業務の削減といった改善効果を体感できるとしている。

 Appianは、業務プロセス、ロボットプロセス、AIの統合管理によってワークフローを自動化したBPMS製品を提供する。単純なループ型のワークフローだけでなく、人による制御が必要となる複雑なワークフローも可視化する。こうしたワークフローをBPMSに組み込むことで、業務全体を高度化するとしている。

 DTCは、各業界の戦略立案から実行まで一貫して支援してきた知見と経験を背景に、BPMS構築に向けた構想策定、ワークフローの定義と整理、システム導入、導入後のフォローまでをエンドツーエンドで支援する。

 協業の背景として、業務効率化を目的にシステムやRPA、AIなどが稼働する一方、個別最適型で導入が進んだためにサイロ化していることを挙げる。「部門ごとの複数のシステムを駆使しての膨大な作業などが発生するといった課題が顕在化している。また、標準化されていない、メールなどのコミュニケーションに頼る属人的な業務プロセスでは、企業にノウハウが蓄積できず、プロセスの改善ができないという問題もある」。

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