[調査・レポート]

急成長続けるサブスクリプション管理市場、2021年度は前年度比同50%増へ─ITR

2022年4月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年4月7日、国内におけるサブスクリプション管理市場の規模と推移、予測を発表した。2020年度の売上金額は14億円、前年度比47.4%増で、2021年度も同50.0%増と高い伸びを予測する。2020~2025年度のCAGRは31.5%、2025年度には55億円規模になる見通しという。

 アイ・ティ・アール(ITR)は、国内におけるサブスクリプション管理市場の規模と推移、および予測を発表した(図1)。2020年度の売上金額は14億円、前年度比47.4%増と大幅に伸びた。2021年度も同50.0%増と高い伸びを予想。2020~2025年度のCAGRは31.5%、2025年度には55億円規模になると予測している。

図1:サブスクリプション管理市場規模推移および予測(2019~2025年度)(出典:アイ・ティ・アール)図1:サブスクリプション管理市場規模推移および予測(2019~2025年度)(出典:アイ・ティ・アール)
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 ITRは、サブスクリプション管理製品を、顧客ごとに課金プランや契約形態が異なるサブスクリプション型(定額課金型)ビジネスの管理を支援する製品・サービスと定義する。商品やサービスの情報管理、顧客と契約の管理、請求と回収の管理など、主にサブスクリプションサービスの提供企業に向けた機能を多く含む。

 「ソフトウェアライセンスが、パッケージの売り切り販売から、サービスの利用度に応じた金額を請求するSaaSやサブスクリプション型での販売へと移行し始めたことで、徐々にサブスクリプション型ビジネスの認知度が高まった。また、ソフトウェア製品だけでなく、動画や音楽の配信、飲食や車や生活用品など、幅広い分野にサブスクリプションが広がってきている」(同社)。

 ITRの調査によると、サブスクリプション管理市場の2020年度の売上金額は14億円で、前年度比47.4%増と大幅に伸びた。2021年度も、主要ベンダー各社が新規導入ユーザーを好調に獲得し、売上金額を伸ばしていることから、市場は引き続き同50.0%増と高い伸びを予想している。今後も高成長を維持し、CAGR(2020~2025年度)は31.5%、2025年度には55億円規模になると予測している。

 「サブスクリプション型ビジネスを行う企業の増加に伴う、契約内容や月額/従量方式の請求・回収管理といった業務を支援するサブスクリプション管理製品・サービスが必須になった。サービスの継続利用や利用促進のために、サービス利用状況を分析するカスタマーサクセス機能のニーズも高まっている。今後、サブスクリプション型ビジネスが拡大していくにつれ、機能拡張のニーズはさらに高まる」(ITR)。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2022』に詳細を掲載している。同レポートには、連結会計、経費精算、予算管理、IBP(Integrated Business Planning)、サブスクリプション管理、CPQ(Configure Price Quote)の全6分野を対象に、国内42ベンダーへの調査に基づいた2019~2020年度売上げ実績および2025年度までの売上げ予測を掲載している。

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