[技術解説]

「メタバース連続体が、企業が向き合うすべての技術トレンドにかかわってくる」─アクセンチュア

2022年7月8日(金)IT Leaders編集部

メタバース(Metaverse)の言葉を毎日のように聞くが、それが企業のビジネスやITにどのようにかかわってくるのだろうか。そんな中で、アクセンチュアは2022年7月5日、同年3月発表の年次調査レポート「テクノロジービジョン2022」に関する説明会を開催。同ビジョンの中で重要と位置づけるメタバースにフォーカスする意図で、説明会自体を3D VRのバーチャル空間上で行った。同社はメタバースの定義を改めて明確にしたうえで、「メタバース連続体」と呼ぶ概念と、それがもたらす今後のビジネス環境や顧客とのかかわり方について説明した。

「メタバース連続体」が企業にもたらすもの

 今回のアクセンチュアの説明会は、「テクノロジービジョン2022」の中で、メタバース(Metaverse)にフォーカスした。そのことから、説明会自体をメタバースプラットフォーム「Cluster」の3D VRのバーチャル空間を使って開催した(画面1)。

画面1:アクセンチュアは、メタバースプラットフォーム「Cluster」の3D VRのバーチャル空間を使って説明会を開催した

 説明会のベースになったのは、同社が2022年3月25日に発表した年次調査レポート「テクノロジービジョン2022」(「Accenture Technology Vision 2022」の日本語版)である(関連記事「メタバース/AR/デジタルツインがもたらす大変化に備えよ」─アクセンチュアがテクノロジービジョン2022を発表)。ここから改めてメタバースが企業に与えるインパクトについて補足の説明を行うというのが同社の意図である。

 3D VRのバーチャル空間の壇上に上がったのは、アクセンチュア テクノロジーコンサルティング本部で、インテリジェントソフトウェア エンジニアリングサービス グループ共同日本統括 マネジング・ディレクターを務める山根圭輔氏である(画面2)。同氏は「すべての企業がテクノロジー企業への進化を迫られる中で、次のフロンティアがメタバースになる」と述べ、アクセンチュアにおけるメタバースの定義を改めて示した。

 「メタバースは、3DやVRを駆使したバーチャル空間だけを示すものではない。アクセンチュアの定義は、『現実世界から完全仮想世界まで、そしてその中間にまたがる連続的な共有体験において、ブラウジングから参加や居住の場へと移行可能なインターネットの進化系』である」。

 山根氏の説明から、メタバースという言葉の一般的な認知と言える、3DやVRを駆使したバーチャル空間は、いわば狭義のメタバースとしてとらえることができる。同氏は、アクセンチュアの定義に沿って「メタバース連続体(Metaverse Continuum)」という概念を示し、次のように補足した。「顕在するあらゆる要素が3つの連続性をつなげ、進化したメタバース連続体が生活に浸透し、企業に変革をもたらす」(図1)。

画面2:アクセンチュアの山根圭輔氏は自らのアバターでバーチャル空間上のステージに登壇した
図1:同社が提唱するメタバース連続体を構成する3要素(出典:アクセンチュア)
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●Next:メタバースと4つのテクノロジートレンド、そして企業とのかかわり

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「メタバース連続体が、企業が向き合うすべての技術トレンドにかかわってくる」─アクセンチュアメタバース(Metaverse)の言葉を毎日のように聞くが、それが企業のビジネスやITにどのようにかかわってくるのだろうか。そんな中で、アクセンチュアは2022年7月5日、同年3月発表の年次調査レポート「テクノロジービジョン2022」に関する説明会を開催。同ビジョンの中で重要と位置づけるメタバースにフォーカスする意図で、説明会自体を3D VRのバーチャル空間上で行った。同社はメタバースの定義を改めて明確にしたうえで、「メタバース連続体」と呼ぶ概念と、それがもたらす今後のビジネス環境や顧客とのかかわり方について説明した。

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