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申請承認ワークフロー新版「楽々WorkflowII Ver.8.1.1」、手書きのサインで申請承認可能に

2022年8月8日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

住友電工情報システムは2022年8月2日、申請承認ワークフローソフトウェア「楽々WorkflowII」の新版「Ver.8.1.1」を販売開始した。新版では、手書きでサインを付与できるようにした。また、従来は承認経路上で1対1のユーザー間チャットに限られていた「相談機能」を、3人以上でも利用できるようにした。

 住友電工情報システムの「楽々WorkflowII」は、Web型で動作する申請/承認ワークフローソフトウェアである。稟議処理や旅費精算などの業務テンプレートをあらかじめ用意しており、簡単な申請業務であればプログラミングすることなく開発可能である。“根回し”など、日本の商習慣に合った業務フローを実現するとしている。

画面1:画面の入力項目として、新しいデータ型「手書き」を追加した。これにより、申請承認の際に手書きのサイン(署名)を付与できるようになった(出典:住友電工情報システム)
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 新版では、手書きのサイン(署名)を付与できるようにしたこと(画面1)。画面の入力項目として、新しいデータ型「手書き」を追加した。画面の入力フォームをデザインする際に「手書き」のデータ型を配置することにより、申請・承認の際に、手書きでサインやコメントを追加できるようになった。

 また、チャットを用いた「相談機能」を強化し、承認経路上の複数人を指定して相談を行えるようにした。従来は、申請者と承認者間での1対1のチャット機能に限られていた。これを改善し、3人以上の複数人でのチャットが可能になった。また、相談の依頼を受けていることに気付いてもらえるように、相談相手にメールを送信する機能も追加した。

 さらに、複数の楽々WorkflowIIシステムを1つのシステムのように利用可能な「ワークフロー統合機能」を搭載した。例えば、グループ会社や部門ごとに個別の楽々WorkflowIIを利用している場合、会社や部門を兼務する承認者は、それぞれの楽々WorkflowIIにログインする必要があった。今回の機能強化では、メインで利用する楽々WorkflowIIの画面に、他の楽々WorkflowIIのフォルダや文書を表示できるようにした。これにより、ログイン先の切り替えが不要になった。

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