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Sansan Data HubがDynamics 365と双方向API連携、営業に必要な顧客データを自動更新

2022年12月20日(火)IT Leaders編集部

Sansanは2022年12月19日、顧客データ名寄せ・クレンジング機能「Sansan Data Hub」に、Microsoft Dynamics 365の主要製品との双方向API連携を実装すると発表した。営業やマーケティング、カスタマーサービスなどで蓄積した顧客データを統合し、最新情報への自動更新が可能になる。

 Sansanの「Sansan Data Hub」は、複数のシステムに分散した顧客データを統合し、名寄せ、クレンジング、属性情報の付与といった加工処理を施す機能である。元データからマーケティング活動などに適したデータを生成する。ベースとなる名寄せエンジンにはクラウド型名刺管理サービス「Sansan」の技術を利用する。

図1:Sansan Data HubとMicrosoft Dynamics 365の双方向API連携により、精度の高い顧客マスターを構築すると共に、営業やマーケティング活動に必要な各種情報の拡充/更新が行われる(出典:Sansan)

 Sansan Data Hubは2022年9月より、名寄せ・データ加工機能を外部サービスから利用するためのAPIを公開している。今回、社外アプリケーション/サービスとのデータ連携を進める取り組みの一環で、Sansan Data Hubに、Microsoft Dynamics 365の主要製品との双方向API連携を実装する(図1)。

 Dynamics 365は、基幹業務や営業、マーケティング、カスタマーサービス、フィールドサービスなどに向けた機能を提供する業務アプリケーション群である。Sansan Data Hubとの双方向API連携によって、営業やマーケティング、カスタマーサービスなどで蓄積した顧客データを統合し、最新情報への自動更新が可能になる。

 具体的には、Dynamics 365上で顧客データの名寄せが可能になるほか、Sansan Data Hubが外部情報ソースと連携し、会社や担当者の情報をDynamics 365上の顧客マスターに新規で付与、または最新情報に更新する。精度の高い顧客マスターを構築すると共に、営業やマーケティング活動に必要な各種情報の拡充/更新が行われる。

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Sansan / Dynamics 365 / Microsoft / 名寄せ / API / 名刺管理

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