NTTテクノクロスは2023年1月12日、特権ID管理ソフトウェア「iDoperation」のSaaS版「iDoperation Cloud」を発表した。同年1月27日から提供する。画面操作を録画する関連ソフトウェア「iDoperation SC」についてもクラウドサービス化し、「iDoperation SC Cloud」の名称で提供する。
NTTテクノクロスの「iDoperation」は、特権ID管理に必要な機能を網羅したソフトウェアである。(a)特権IDを可視化して管理する機能、(b)承認に基づいて特権IDを一時的に貸し出す機能、(c)アクセスログと操作ログを記録して定期的に特権IDの利用を点検する機能、などをパッケージ化している。今回、同ソフトウェアの新たな提供形態としてSaaS版を追加した(図1)。
図1:クラウド型の特権ID管理ソフトウェア「iDoperation Cloud」の概要(出典:NTTテクノクロス)拡大画像表示
(a)特権IDの可視化・管理では、iDoperationがIDの管理台帳になる。管理対象システムから特権IDを取り込み、組織内の特権IDを可視化する。、特権IDを利用するユーザーを登録し、権限を設定する。定期的なパスワードの一括変更やアカウントの突合せ点検などの運用も、ルールに沿って自動で実行する。
(b)申請・承認ワークフローに基づいて、特権IDの貸出と返却を自動化する。作業者は、利用する特権ID、作業内容、利用目的、利用期間を申請する。管理者は、申請内容が妥当であるかを確認したうえで承認する。iDoperationは、承認に基づき、承認した期間に限って特権IDを貸し出す。
(c)不正アクセスの点検レポートを生成する。アクセス先サーバーからアクセスログを収集し、申請情報を突き合わせ、申請のないアクセスを不正アクセスとして検出する仕組み。また、特権ユーザーによる画面操作を動画で記録する機能も備える。特権IDの利用点検レポートから不正アクセスを絞り込んだうえで、操作内容を動画で視覚的に点検可能である。
提供形態を増やし、新たにSaaSとして提供すると発表した。同年1月27日から「iDoperation Cloud」の名称で提供する。関連製品で画面操作を録画するソフトウェア「iDoperation SC」についてもクラウドサービス化し、「iDoperation SC Cloud」の名称で提供する。
今回、同ソフトウェアの新たな提供形態として、SaaS「iDoperation Cloud」を用意した。さらに、iDoperationの関連製品で、PCやサーバーの画面操作を録画することによって不正を抑止するソフトウェア「iDoperation SC」についても、クラウドサービス「iDoperation SC Cloud」を用意した。
iDoperation Cloudは、利用する機能に応じて「A1 Edition」(管理、利用)と「B1 Edition」(管理、利用、点検)の2つのエディションを用意した。料金は、各エディションに応じた「基本料金」と、特権IDを管理するサーバー台数分の「ターゲット料金」を合計した金額になる。最低利用料は、A1 Editionで対象サーバー5台の場合、月額36万1500円。
iDoperation SC Cloudは、利用する機能に応じて「E1 Edition」(動画記録)と「E2 Edition」(動画記録、テキスト記録)の2つのエディションを用意した。料金は、各エディションに応じた「基本料金」と、利用した分の「ストレージ料金」を合計した金額になる。最低利用料は、E1 Editionでストレージ1TBの場合、月額36万6600円。
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