住友電工情報システムは2022年1月27日、全文検索サーバーソフトウェアの新版「QuickSolution Ver.13.0」を発表した。同年2月1日から販売する。新版では、横断検索の対象ストレージとしてGoogle Driveを追加した。価格(税別)は150万円から。
住友電工情報システムの「QuickSolution」は、全文検索サーバーソフトウェアである。ファイルサーバーやグループウェア、データベースなどに置いた社内文書ファイルを、Web検索画面から横断的に検索可能なエンタープライズ検索ソフトウェアとして提供している(関連記事:全文検索・情報活用ソフト新版「QuickSolution V12.0」、検索画面をシンプル化)。
テキストファイルだけでなく、Office文書やPDF文書など各種形式ファイルに含まれるテキスト要素も検索する。Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverなど各種RDBMSのデータも検索対象であり、バイナリデータ型のカラムに格納したファイルの内容(本文)を検索するほか、カラムにファイルパスが格納されている場合はパスが指すファイルを検索対象にできる(図1)。
図1:QuickSolutionの検索対象(出典:住友電工情報システム)拡大画像表示
新版のVer.13.0では、オプションによって横断検索の対象となるストレージとして、Google Driveを追加した。Google Driveの共有ドライブに保存してあるファイルを、閲覧権限に基づいて検索可能になった。文字情報を含まない写真や画像PDFについても、OCR処理によって文字情報を認識して検索する。
対応クラウドストレージとしては、Google Driveのほかに、OneDriveやBoxなどを検索可能である。このほか、Microsoft SharePoint Serverなどの文書管理システム上のファイルや、メールサーバーのMicrosoft Exchange ServerやMicrosoft Teamsなどのデータも検索可能である。
住友電工情報システム / 文書管理 / エンタープライズ検索 / ファイルサーバー / Google Drive / OneDrive / Box / Oracle Database / QuickSolution / SQL Server / SharePoint
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



