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BIPROGYとユニアデックス、Azure OpenAI ServiceによるChatGPT利用環境を構築するSI

2023年8月10日(木)IT Leaders編集部

BIPROGYとユニアデックスは2023年8月9日、ChatGPT利用環境構築サービス「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」を提供すると発表した。Azure OpenAI Serviceを活用した対話型AIを業務で利用するための環境構築を支援する。

 BIPROGYとユニアデックスが提供する「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」は、対話型の生成AIであるChatGPTをAzure OpenAI Serviceを通じて業務で活用するための環境を構築するSIサービスである。情報管理統制、利用履歴分析、利用促進のための拡張機能を提供し、ChatGPTを企業情報システムと連携させて運用できるようにする。加えて、基礎教育や活用シナリオの作成などを伴走型で支援する(図1)。

図1:「Azure OpenAI Service スターターセット Plus」の概要(出典:BIPROGY)
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 「ChatGPTは、業務の効率化などの期待から多くの企業で活用の検討が進んでいるが、有効に活用するためにはAIの知識や業務への適性判断など一定のスキルが求められる。また、機密情報の漏洩やプライバシー、権利侵害など、AI活用のリスクについても対応が必要になる」(両社)

 BIPROGYとユニアデックスは、2020年2月に「BIPROGYグループのAI倫理指針」、2023年4月に「ChatGPTなど生成AIの業務利用についてのガイドライン」を策定。自社業務への生成AIの適用やユーザー向けサービスの提供に向けて積極的に取り組んでいる。これらの経験に基づき、想定されるリスク対策を備えたSIサービスを提供する。

 すでにSIサービスを先行導入したユーザーを挙げている。石川県は、BIPROGYの支援の下、行政事務におけるChatGPTの活用に向けたトライアルを実施している。ゲーム開発関連会社のポールトゥウィンは、ユニアデックスの支援を得て業務効率化に向けたトライアルとして、同社が提供するサービスや社内業務に生成AIをカスタマイズして活用し、各作業の品質担保と業務効率化を目指している。

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