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オリンパス、SuccessFactorsの目標・評価管理をグローバルで利用

2023年9月1日(金)IT Leaders編集部

オリンパスは、グローバルで段階的に人事改革を支えるシステム基盤として、タレントマネジメント機能を備えた人事クラウドサービス「SAP SuccessFactors」を活用している。2023年5月からは同サービスの「目標・評価管理」機能の利用をグローバルで段階的に開始した。SAPジャパンが同年8月31日に発表した。

 光学機器・電子機器メーカーのオリンパスは2020年に、これまで欧州地域で利用していた人事クラウドサービスの「SAP SuccessFactors」を、日本をはじめアジア地区・中国にも利用を拡大した。その後、2021年に後継者管理機能を追加。2023年5月からは目標・評価管理機能をグローバルで段階的に展開している(画面1)。

画面1:SAP SuccessFactorsの目標・評価管理画面の例(出典:SAPジャパン)
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 タレントマネジメントを中心とした人事・人材管理基盤により、人事プロセスのシンプル化と標準化を図った。人材データの一元化が進んだことにより、データに基づく意思決定が可能になった。また、従業員から見て「グローバルで活躍する人材とはどういうものか」の道しるべを示すフレームワークが整ったことで、育成に関する知見や経験の活用を目指しているという。

 「従業員のパフォーマンスをグローバルで統一した評価軸で正当に評価することは重要で、これが会社や人の成長の根幹だと考えている。そこで、システム面とともに、まず目標・評価制度自体の整備に注力した」(オリンパス)

 オリンパスは、パフォーマンス管理や目標管理のための20以上あったプロセスを標準化し、グローバルでフォーマットを1つに統一している。今後は、人材育成や従業員自身でのキャリア形成に活用し、人と組織を活性化して人事改革を進めていくとしている。

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