日立ソリューションズは2023年10月12日、SIサービス「Azure OpenAI Serviceを活用したMicrosoft Power Platformに関する導入支援サービス」を同年10月13日から提供すると発表した。生成AIを活用する業務アプリケーションを、ローコード開発ツール「Microsoft Power Platform」を用いて高速に開発する環境の導入・構築を支援する。前工程であるコンサルティングやPoCを含めて一貫して支援する。
日立ソリューションズの「Azure OpenAI Serviceを活用したMicrosoft Power Platformに関する導入支援サービス」は、生成AIを活用するアプリケーションを、ローコード開発ツール「Microsoft Power Platform」を用いて高速に開発する環境の導入・構築を支援するSIサービスである(図1)。
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システムの導入・構築だけでなく、前工程であるコンサルティングやPoCを含めて、業務課題の掘り起こしから、業務アプリケーションのプロトタイプ作成、利用効果目標の設定と評価、アプリケーション構築・導入まで一貫して支援する。
Power Platformによるローコード開発とアジャイルの手法・知見を基に、課題の発見から解決策の試行までを短いインターバルで改良を進める。プロトタイプの実装・検証を繰り返し、アプリケーションの最終形を確認しながら完成度を高めていくとしている。
SIサービス投入の背景として同社は、生成AIを活用する業務アプリケーションの開発が難しいことを挙げている。「構築方法や、どのように活用すると効果が出るのかが分からない。こうしたユーザーが生成AIを効果的に活用できるように、コンサルティングからPoC、利用効果目標に対する評価、構築までを支援する」(同社)。