[新製品・サービス]
金融機関の本人認証に特化したカードリーダー、セルフ手続きによる店舗省力化─キヤノンMJ
2023年11月20日(月)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2023年11月20日、「個人認証カードリーダー ID-MY2」(開発元:キヤノン電子)を発表した。2024年4月に販売を開始し、同年9月に出荷する。金融機関の窓口において、マイナンバーカードやキャッシュカードを使った本人確認が可能になる。2024年秋以降にマイナンバーカードを利用した公的個人認証サービス(JPKI)にも対応する。価格はオープンで、参考価格は1台10万円程度。販売目標は2027年までに5万台。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)の「個人認証カードリーダー ID-MY2」(開発元:キヤノン電子)は、金融機関の窓口における本人確認の用途に特化したカードリーダー機器である(図1)。
特徴は、クレジットカードの読み取り機構を持たず保守が容易なこと、タブレットなどでも使えるようにBluetooth接続に対応すること、セルフ手続きによる店舗省力化を促すこと、渉外業務など外出先でも使えるようにバッテリを内蔵したこと。
図1:「個人認証カードリーダー ID-MY2」の外観と特徴(出典:キヤノンマーケティングジャパン)拡大画像表示
本人確認書類として、マイナンバーカード/運転免許証/在留カード(いずれも非接触IC)や、キャッシュカード(接触ICまたは磁気ストライプ)を想定している。PCやスマートデバイス(Windows、iPad、Android)と接続して利用する。本人確認アプリケーションを開発するためのSDK(ソフトウェア開発キット)もオプションで提供する。
渉外業務や生命保険契約業務など、外出先での本人確認や口座振替手続きで用紙への記入や印鑑確認が不要になり、手続きの短縮化とペーパーレスを促進する。2024年秋以降に、サイバートラストの「iTrust 本人確認サービス」との連携により、マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービス(JPKI)に対応し、厳格な本人確認を可能にするとしている。JPKIへの対応後は、iTrust 本人確認サービスの「eKYC ライブラリ」をSDKに組み込んで提供する。(関連記事:サイバートラスト、WindowsアプリからマイナンバーカードのICチップ情報を読み出し可能に)。
キヤノンMJは製品提供の背景について次のように説明している。「金融機関における顧客の本人確認業務は、不正行為やマネーロンダリングの防止、犯収法(犯罪による収益の移転防止に関する法律)にとって重要な役割をはたしている。政府はマイナンバーカードを使った公的個人認証による本人確認を推奨している。2024年以降、金融機関窓口において公金受取口座の登録申請の受付が始まる予定であり、金融機関にはマイナンバーカードへの対応が求められる」。
キヤノンマーケティングジャパン / 本人認証 / 周辺機器 / eKYC / キヤノン電子 / Bluetooth / 金融 / 保険 / 公的個人認証サービス
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



