[新製品・サービス]

Sky、営業支援機能を備えた名刺管理サービス新版「SKYPCE Ver.2.3」をリリース

イベントメールの配信登録がウィザードで容易に

2023年11月29日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Skyは2023年11月27日、名刺管理サービス新版「SKYPCE(スカイピース)Ver.2.3」を販売開始した。新版では、顧客に新商品やイベント告知などの営業メールを一斉送信する「イベントメール配信」機能の強化と、HTMLメール編集画面およびメール開封状況確認、名刺データを他システムから参照するためのAPIを追加した。

 Skyの「SKYPCE(スカイピース)」は、営業メールの配信機能などの営業支援機能を備えた名刺管理サービスである。交換した名刺をスマートフォンなどで撮影して登録する。また、イベントなどで交換した大量の名刺を登録する場合は、スキャナからまとめて登録できる。検索時に名前と顔を合わせて把握できるように、名刺情報に顔写真を登録できる(画面1)。

画面1:営業支援機能を備えた名刺管理サービス「SKYPCE」の画面(出典:Sky)
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 名刺データのテキスト化に際しては、OCR(光学文字認識)に加え、オペレーターによる確認・修正を通してデータの正確を期している。「名刺データに1文字でも間違いがあると活用が難しい、一斉メール配信や暑中見舞いなどの発送作業でも安心して利用可能な精度の高い名刺データを提供する」(同社)としている。

 名刺データの保存場所を、ユーザーの運用に合わせてオンプレミス環境または「SKYPCE Cloud Edition」のクラウド環境のいずれかを選べる。また、有料で登録した全データをエクスポートでき、他社の名刺管理サービスへの切り替えも容易だとしている。

 名刺情報にタグを付けてグループ分けしておくことで、イベント参加のお礼メールやイベント告知メールなどを一斉送信したり、メールマガジンを配信したりなど、名刺情報を起点に営業活動を効率的に行える。年賀状リストや郵便物の宛名シールを作成する際にも名刺情報を活用できる。

 新版の「SKYPCE Ver.2.3」では、顧客に新商品やイベント告知などの営業メールを一斉送信する「イベントメール配信」機能を強化している。イベント情報をウィザード形式で容易に登録できるようにした。文面の確認依頼での締切日時、差出人、メールのテンプレート編集などをウィザード形式で進められる。

 HTMLメールの編集画面を追加し、ブログ編集の要領で書式設定や画像、表、リンクの挿入などを行えるようにしている。作成したHTMLメールは、送付先んのメール開封状況・開封率を確認できる。

 システム連携面では、名刺データを他システムから参照するためのAPIを追加した。SFAやCRM、グループウェアなどからSKYPCEのAPIにアクセスして名刺データを活用可能である。また、SKYPCEへのログインでMicrosoft Entra ID(旧称:Azure Active Directory)のアカウントをサポートした。

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