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メシウス、JavaScript UIライブラリ新版「Wijmo 2023J v2」を提供、チャートデータをグループ化表示
2024年1月10日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
メシウス(旧社名:グレープシティ)は2024年1月10日、JavaScript UIライブラリの新版「Wijmo(ウィジモ) 2023J v2」を発表した。同年1月16日から提供する。Webアプリケーション画面を開発するためのUI部品を収録したJavaScriptライブラリである。新版では、チャート表示用の画面部品「FlexChart」において、データをグループ化して表示できるようにした。価格(税込み)は、1ユーザーの初年度が年額13万2000円、次年度以降は年額5万2800円。
メシウス(本社:宮城県仙台市、2023年11月にグレープシティから社名変更)の「Wijmo(ウィジモ)」は、Webアプリケーション画面を開発するためのJavaScriptライブラリである。データグリッドやチャートなど業務画面に必要な各種のUI部品を収録している。軽量JavaScriptライブラリ「jQuery」をベースに開発した(関連記事:グレープシティ、業務画面のJavaScriptライブラリ新版「Wijmo 2022J v2」、勤務シフト表などのサンプルを追加)。
新版の「2023J v2」では、チャート表示用の画面部品「FlexChart」において、データをグループ化して表示できるようにした。情報量が多いデータをカテゴリに分けて表示することで、エンドユーザーの視認性やデータ分析の効率を高める。axisクラスに追加したgroupsOptionsオプションの指定で、CollectionViewのgroupDescriptionsに基づいてデータをグループ化表示する(画面1)。
加えて、Web画面を開発するためのJavaScriptフレームワーク「Angular」でWijmoを利用するケースで、現行バージョンAngular 17での動作をサポートした。
Wijmo自体のアップデートではないが、Wijmoの操作感を体験可能なサンプルに、課題への対応状況を可視化するダッシュボードアプリケーションを追加した。チャート(FlexChart)、ゲージ(RadialGauge)、リスト(ListBox)などのUI部品を使い、分類ごとの課題対応状況やトレンドを可視化する機能を実装している。
Wijmoの価格(税込み)は、1ユーザー(開発者)の初年度が年額13万2000円、次年度以降は年額5万2800円。