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グレープシティ、業務画面のJavaScriptライブラリ新版「Wijmo 2022J v2」、勤務シフト表などのサンプルを追加
2023年1月12日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
グレープシティ(本社:宮城県仙台市)は2022年1月11日、JavaScript UIライブラリの新版「Wijmo(ウィジモ) 2022J v2」をリリースした。Webアプリケーション画面を開発するためのUI部品を収録したJavaScriptライブラリである。新版では、勤務シフト表や営業データ管理など実業務を想定したサンプルを拡充した。いずれのサンプルも、Wijmoが収録しているUI部品を組み合わせて開発している。ソースコードも入手して活用できる。価格(税込み)は初年度が年額13万2000円、次年度以降は年額5万2800円。
グレープシティの「Wijmo(ウィジモ)」は、Webベースの業務アプリケーション画面を開発するためのJavaScriptライブラリ集である(画面1)。データグリッドやチャートなど業務画面に必要な各種のUI部品を収録した。軽量JavaScriptライブラリ「jQuery」をベースに開発した(関連記事:グレープシティ、業務画面を開発するJavaScriptライブラリ新版「Wijmo 2018J v1」をリリース)。
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新版「2022J v2」では、勤務シフト表や営業データ管理など実業務を想定したサンプルを拡充した。いずれのサンプルもWijmoが収録しているUI部品を組み合わせて開発している。ソースコードも入手して活用可能である。
勤務シフト表サンプルでは、カレンダーのUIを使って勤務日を範囲選択可能なほか、表計算のUIを使って各勤務日ごとの出勤人数や勤務者別の出勤日数などを管理可能である(画面2)。
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営業データ管理サンプルでは、営業の進捗状況や売上高などを管理する。「担当者別進捗状況」タブでは、表計算のUIで案件データを表示し、セルテンプレートなどを用いて進捗率を可視化する。「部門別売上高」タブでは、チャートのUIから部門/四半期/担当者別に売上データをドリルダウンできる(画面3)。
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新版ではチャートのUI部品「FlexChart」も強化した。凡例をスクロールで表示する機能を追加したほか、チャートの軸ラベルの最大値と最小値を、データの値や目盛りの単位数に関わらず必ず表示可能なオプションを追加した。
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