アイ・ティ・アール(ITR)は2024年3月7日、国内のDaaS(Desktop as a Service)市場における規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は前年度比11.9%増の366億9000万円と算出している。シェア中位以上のベンダーの大半が前年度比で10%以上、一部のメガクラウドベンダーで20%超の伸びを示している。2023年度も同様の傾向だが、市場全体では微減の10.7%増と予測している。
アイ・ティ・アール(ITR)は、国内のDaaS(Desktop as a Service)市場における規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は前年度比11.9%増の366億9000万円と算出している。シェア中位以上のベンダーの大半が前年度比で10%以上、一部のメガクラウドベンダーで20%超の伸びを示している。2023年度も同様の傾向だが、市場全体では微減の10.7%増と予測している(図1)
図1:DaaS市場における規模の推移と予測(2021~2027年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
ITRによると、新型コロナウイルス感染症の蔓延を背景に続いていた大きな需要が一巡し、2022年度は10%台の伸びに落ち着いている。「現在も、既存ユーザーのID追加や上位プランへの移行によるアップセル、オンプレミスのVDI(デスクトップ仮想化基盤)からの移行、セキュリティなどの自社製品・サービスと組み合わせた販売など一定の成長要因があることから、市場は今後も緩やかな成長が見込まれる」(同社)という。
2022~2027年度は年平均成長率(CAGR)7.9%で進み、2026年度には500億円規模に達すると予測している。「国内のDaaS市場は緩やかな成長へと落ち着きを見せており、製品・サービスはセキュリティ/コラボレーションツールとの連携機能の強化による企業ニーズへの対応の動きが見られる。また、メガクラウドベンダーが中堅・中小企業向けのDaaSの販売を強化したことで、年商500億円未満の企業における売上げが徐々に拡大しており、今後もこの傾向が続くと予測する」(同社)。
今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:クラウド・コンピューティング市場2024」に基づく。同レポートは、IaaS/PaaS/DaaS市場を対象に、国内36ベンダーへの調査による2021~2022年度売上実績および2027年度までの売上予測を掲載している。
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