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B-EN-G、SAP Aribaの調達購買データの抽出・活用を支援するSIを提供

2024年6月21日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2024年6月20日、「SAP Ariba」の調達購買データを抽出して活用可能にするSIサービスを同年7月中旬から提供すると発表した。データ同期ソフトウェア「CData Sync」、データレイク/データウェアハウス用のRDBMS、BIソフトウェア「Power BI」などでシステムを構築する。料金例(税別)は12週間で300万円から。

 ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、SAPジャパンの調達・購買アプリケーション「SAP Ariba」のデータを抽出・活用するシステムのSIサービスを提供する。AribaからAPI経由でリアルタイムにデータを抽出し、データベースに格納し、分析できるようにする(図1)。

図1:SAP Aribaの調達購買データを抽出・活用するシステムの構成(出典:ビジネスエンジニアリング)
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 システム要素として、Aribaからデータを抽出するためのデータ同期ソフトウェア「CData Sync」(提供元:CData Software Japan)、データを格納するデータレイク/データウェアハウス、BIソフトウェア「Power BI」などを使う。合わせて、購買分析でよく使うレポートを用意する。

 すでに導入済みの情報連携ツールなどがある場合は、不足部分のみを提供したり、APIの仕様説明とQ&Aのみを提供したりといったように柔軟に対応するという。

 「Aribaの導入目的に、支出の可視化・分析や購買戦略の立案・実行がある。しかし、Aribaのデータにはユーザーが抽出しにくいものもある」(B-EN-G)。同社は、AribaのSI/運用保守などの支援サービスの提供を通じた経験とノウハウを基にしたSIを提供することで、この課題を解決するとしている。

 料金と導入期間は、既存ツールの存在やユーザーとB-EN-Gの役割分担などにより異なる。料金例(税別)は、12週間(AribaのAPIの初期セットアップ、仕様説明、QA対応など)で300万円から。

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