[市場動向]
エクイニクス、大阪データセンター「OS3」に液冷システムを導入、AIサーバーの冷却効率を向上
2024年7月25日(木)IT Leaders編集部
エクイニクス・ジャパンは2024年7月24日、液体冷却(液冷)方式の冷却システムを大阪エリアのIBXデータセンター「OS3」に導入し、提供開始したと発表した。ユーザーのラックやケージを冷水で冷却し、高発熱のAIサーバーの冷却効率向上を図る。同年9月に品川エリア(港南地区)に開設予定のデータセンター「TY15」でも同様の液冷を実装する。標準化した液冷をグローバル48都市に展開する予定である。
エクイニクス・ジャパンは、液体冷却(液冷)方式の冷却システムを大阪エリアのIBXデータセンター「OS3」(大阪市中央区、写真1)に実装し、提供開始した。ユーザーのラックやケージを冷水で冷却し、高発熱のAIサーバーの冷却効率向上を図る。同年9月に品川エリア(港南地区)に開設予定のIBXデータセンター「TY15」でも同様の液冷を実装する。標準化した液冷をグローバル48都市に展開する予定である。
写真1:大阪エリアのIBXデータセンター「OS3」の外観(出典:エクイニクス・ジャパン「OS3 バーチャルツアー」)拡大画像表示
「液冷は、液体を媒体にしてITシステムからの排熱を搬送する。液体は空気の3000倍以上の熱を伝導する性質を持つため、少ない流量や小さな温度差でも効率的にサーバーを冷却できる。空冷よりも少ないエネルギーで効率的な冷却を実現し、データセンターの密度向上に寄与する。また、新しい配管技術によって液漏れのリスクも低減する」(エクイニクス)
現在、エクイニクスは、企業のAIワークロードを強化するため、グローバルでデータセンターへの液冷導入を加速させている。液冷により、高TDP(熱設計電力)で稼働するNVIDIA GPUおよびCPUを効率よく冷却し、パフォーマンスとエネルギー効率を最大限に高めるとしている。同社のユーザーは自社のワークロードに適した液冷システムを柔軟に導入できるとしている。
同社は、生成AI時代の、より高密度の電力が必要な最新世代のGPU/CPUを搭載したシステムを望むユーザーに対して、需要を満たしたITインフラを提供するとアピールする。2024年1月にはグローバルでAI向けPCサーバー「NVIDIA DGX AIスーパーコンピュータ」のフルマネージドサービスを発表するなど、ユーザーのAI利用体験を高めることに注力している(関連記事:デジタルインフラに求められるプラットフォームを追求─創業25周年のエクイニクス)。
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