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北海道の植村建設、オフコン保守終了を機に会計システムをクラウドERP「PROCES.S」で刷新

2025年2月10日(月)IT Leaders編集部

植村建設(本社:北海道赤平市)は、オフコンの保守終了を機に会計システムをクラウドERPで刷新し、経理業務の効率化・ペーパーレス化を進めている。2021年3月に内田洋行ITソリューションズの建設業向けERPアプリケーション「PROCES.S」を導入し、会計と財務管理を1つのシステムに統合している。内田洋行ITソリューションズが2025年2月7日に発表した。

 植村建設は、北海道赤平(あかびら)市に本社を置く建設会社である。企業工事・維持事業を主軸に、ITや防災、アスファルト合材製造プラント、イベント事業などを営む。グループ会社の植栄興業は、建設業に加え、運搬、ガソリンスタンド、砂利採取販売、再生骨材(コン・アス)リサイクルプラントなど広範な事業を展開している。

 植村建設は、長期にわたってオフコンで構築した会計システムを運用していたが、ベンダーのサポート終了を機にシステムの刷新を検討。2021年3月、クラウド運用に対応した内田洋行ITソリューションズの建設業向けERPアプリケーション「PROCES.S(プロセス)」を導入した。

 PROCES.Sは、建設業における会計、原価管理、支払、請求入金管理、JV管理、給与労賃などを網羅している。内田洋行ITソリューションズによると、ユーザーは全国で約370社以上。他の建設業向けシステムとの連携により、建設業のあらゆる業務をカバーできるとしている。

図1:建設業向けERPアプリケーション「PROCES.S」の活用イメージ(出典:内田洋行ITソリューションズ)
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 導入により、会計と財務管理を1つのシステムに統合し、日常の経理業務から決算書類が出力までがシームレスになった。一元管理されたデータから、Excelでの抽出・加工が可能になり、社内の情報共有が容易になったという(図1)。

 内田洋行ITソリューションズの提案の下、今後はPROCES.Sと電子契約クラウドサービス「UC+(ユクタス)ケイヤク」などを連携させる予定。契約書のペーパーレス化により、さらなる業務効率化を目指すとしている。

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