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フレッシュネスバーガー、現場報告アプリをノーコードで内製、全国158店舗に導入

2025年2月12日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハンバーガーチェーン「FRESHNESS BURGER」を運営するフレッシュネス(本社:神奈川県横浜市)は、ノーコードで内製した現場報告アプリケーションを全国158店舗に導入した。アステリアが提供するモバイルアプリのノーコード開発ツール「Platio」を活用している。アステリアが2025年2月12日に発表した。

 コロワイドグループでレインズインターナショナル子会社のフレッシュネスは、ハンバーガーチェーン「FRESHNESS BURGER(フレッシュネスバーガー)」を全国に展開している。

 同社は業務デジタル化の一環で、本社・各店舗・エリアマネジャー間で、品質管理や施設整備などの情報を迅速かつ効率的に共有する仕組みを検討。スマートフォンで操作可能な現場報告アプリケーションを内製開発した。

写真1:アプリから提供商品の品質を報告する様子と、アプリの画面イメージ(出典:アステリア)
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 モバイルアプリをノーコードで作成できるアステリアの「Platio(プラティオ)」を活用して、本社の経営管理部に属する開発経験がない社員が現場報告アプリを開発した。現在、全国約158の店舗の従業員やエリアマネジャー、本社社員など計約200人が利用している(写真1)。

 同アプリにより、商品の品質や店舗内外の清掃、整頓状況などを簡単に報告できるようになった。以下は主な報告項目である。

  • 商品チェック:バーガーなどの商品がマニュアル通りに作られているかの確認
  • 店内外チェック:店舗内外の清掃状況やポスター掲示などの確認
  • 帳票管理:食品や冷蔵庫の温度、従業員の体調などの日常点検
  • 修繕:修繕必要箇所の詳細表示

 従来、エリアマネジャーは店舗巡回後にPCから情報を入力していたが、アプリ導入後は、各店舗の現場からスマートフォンで入力できるようになった。現場写真を添付でき、情報の伝達速度や正確性が向上したという。

 加えて、これまでは電話やメールで伝えていたエリア状況に対するフィードバックを、Platio上で共有できるようにしている。他店舗の取り組み事例やフィードバックの内容を他地域のエリアマネジャーも閲覧でき、店舗運営におけるナレッジ共有が進んでいるという。フレッシュネスは今後、Platioに蓄積したデータを店舗運営の設計にも活用する計画である。

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