[調査・レポート]
中堅・中小企業のRPA導入シェア、WinActor、Auto名人、SynchRoid、BizRobo!が上位─ノークリサーチ
2025年3月24日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ノークリサーチは2025年3月24日、年商500億円未満の中堅・中小企業におけるRPAツールの導入社数シェアを発表した。NTTアドバンステクノロジ、ユーザックシステム、オープングループ/オープン(旧:RPAホールディングス/RPAテクノロジーズ)が上位に位置している。同社の「2024年版 中堅・中小企業におけるRPAおよびノーコード/ローコード開発ツールの活用実態レポート」のダイジェストとして発表した。
ノークリサーチは、中堅・中小企業におけるRPAツールの導入社数シェアを調査した。同社の「2024年版 中堅・中小企業におけるRPAおよびノーコード/ローコード開発ツールの活用実態レポート」のダイジェストとして発表した。
調査対象は国内の年商500億円未満の中堅・中小企業1300社。情報システムの導入や運用管理または製品・サービスの選定/決済の権限を持つ職責者に調査している。

拡大画像表示
上位10位の大半を国内ベンダーが占め、NTTアドバンステクノロジの「WinActor」、ユーザックシステムの「Auto名人シリーズ」、ソフトバンク、オープングループ/オープン(旧:RPAホールディングス/RPAテクノロジーズ)の「SynchRoid」「BizRobo!」が上位に位置している。ただし、ノークリサーチによると、導入済み(青帯)と比較すると、導入予定(橙帯)では互いのシェア差が小さくなっているという(図1)。
図2は、国内ベンダーと外資系ベンダー、およびその他(他のソフトウェアの一機能として利用など)の選択肢グループごとの社数シェアを導入状況別に集計したもの。いずれの導入状況においても国内ベンダーが外資系ベンダーを大きく上回っているが、「導入済み&縮小」や「導入あり&廃止」でも高い値となった。また、「導入予定」では「その他」の値がやや高い。

拡大画像表示
●Next:どのような用途でRPAツールを活用しているのか
会員登録(無料)が必要です