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日揮グループ、国内のPC6000台をサブスクリプション型マネージドサービスで刷新、調達/運用を簡素化

2025年4月7日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

日揮ホールディングス(本社:神奈川県横浜市)は、グループの社員が使う国内約6000台のPCを、レノボ・ジャパンが提供するPC調達・運用のマネージドサービス「DaaS(Device as a Service)」で刷新した。PCの調達・運用のライフサイクルを委託し、PCの利用環境をサブスクリプション課金で利用する。レノボ・ジャパンが2025年3月27日に発表した。

 日揮ホールディングスは、グループの社員が使う国内約6000台のPCを、レノボ・ジャパンが提供するPC調達・運用のマネージドサービス「DaaS(Device as a Service)」で刷新した。PCの調達・運用のライフサイクルを委託し、PCの利用環境をサブスクリプション課金で利用する。

 グループ標準PCとして、日揮グループの社員の業務形態をペルソナ分析した後、以下の5機種を選定。社員は社内展示会を通じて実機に触れて、自身の業務ニーズに合わせてデバイスを選ぶことができる。

  1. ThinkPad X1 Carbon Gen 11(標準構成)
  2. ThinkPad X13 Gen 4(比較的安価な標準構成)
  3. ThinkPad P14s Gen 4(CAD/CAM用途のGPU搭載ワークステーション)
  4. ThinkPad X13 Yoga Gen 4(ノートPC/タブレットの2 in 1構成、写真1
  5. Microsoft Surface(レノボ以外の選択肢として設定)
写真1:ノートPC/タブレットの2 in 1 Windows PC「ThinkPad X13 Yoga Gen 4」(出典:レノボ・ジャパン)
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 導入スケジュールとして、2024年3月末に新入社員向けに120台の新規標準PCをトライアルで配布。その後、5月中旬から約2カ月で本社勤務社員約4000人に配布。同年8月末に、国内拠点を含む約6000台の移行を完了している。社員は配布後も旧デバイスの利用が可能だったため、業務を中断することなくPC環境を移行できたという。

 短期に導入・リプレースするため、PCの初期設定やキッティングを自動化するゼロタッチプロビジョニング機能「Autopilot」を活用した。新しいデバイスをネットワークに接続するだけで設定やアプリケーションのインストールなどを自動で実施する。

 PC環境の刷新により、日揮グループは調達・運用を簡素化。以前はセキュリティ対策としてOSやアプリケーションのアップデートを本社の担当部門が1台ずつ行っていたが、こうした作業が不要になった。また、故障時も代替デバイスを迅速に届けられるため、ダウンタイムがほぼゼロになったという。

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