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定性データを生成AIが分析して洞察を提示する「PreferredAI Insight Scan」─PFN

2025年5月12日(月)IT Leaders編集部

Preferred Networks(PFN)は2025年5月8日、AI分析サービス「PreferredAI Insight Scan」を発表した。生成AI/大規模言語モデル(LLM)がコールセンター応答履歴や特許情報といった各種の定性データを分析して洞察を提示する。顧客の心理、市場の動向、技術の進化などの洞察をリアルタイムに近い形で抽出する。

 Preferred Networks(PFN)の「PreferredAI Insight Scan」は、生成AI/大規模言語モデル(LLM)を用いたデータ分析サービスである。コールセンター応答履歴や特許情報など各種の定性データを生成AIによって分類・分析し、洞察を抽出・提示する。

 人間が読んで分類・分析すると数時間かかる膨大な量のテキストも、数秒で読み込んで分析結果を出力する。顧客の心理、市場の動向、技術の進化などの洞察をリアルタイムに近い形で抽出できる。画面1のように、テキストの意味を理解したうえで分類ラベルを提案する。

画面1:顧客から受けたサポートリクエストのデータを分類・分析している画面(出典:Preferred Networks)
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 AIとの対話を通じて、データの掘り下げや分類の修正を指示でき、高速に仮説を検証できる(画面2)。

画面2:データを掘り下げて分析している画面(出典:Preferred Networks)
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 分布や傾向が一目でわかる分析サマリーを表示する。サマリー表示後にラベルをユーザーが修正して再分析するなど、複数の角度から分析可能である(画面3)。

画面3:分析サマリー画面(出典:Preferred Networks)
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 特許情報の分類・分析にInsight Scanを適用した先行ユーザー企業(通信業)の活用例を挙げている。同社では、特許出願の中身を読むことなく、一般的な用語で分類し、出願傾向を概観できる仕組みを整えて、1000件単位の分析を数時間で実施できるようになったという。

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