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オンプレミス環境にIaaSを構築する「HPE Private Cloud Enterprise」にインターネット非接続版

HPEの担当者が顧客の環境に常駐して運用

2025年6月13日(金)IT Leaders編集部

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE、日本ヒューレット・パッカード)は2025年6月11日、インターネット非接続型ソブリンクラウドサービス「HPE Private Cloud Enterprise with disconnected management」を発表した。インターネットに接続しないクラウド環境をオンプレミス環境に設置し、これをHPEの担当者が常駐して運用する。2025年7月から提供する。

 ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、ユーザー企業のオンプレミス環境でIaaSの利便性を提供する「HPE Private Cloud Enterprise」を2022年から提供している。HPE製ハードウェアとクラウド運用ツールを統合したシステムをユーザーの指定した場所に設置し、リソースの利用量に応じて月額課金する。サーバーやストレージなどはHPEがリモートで監視・運用する。

 今回、インターネットに接続していない環境でもHPE Private Cloud Enterpriseと同じ機能を提供する「HPE Private Cloud with disconnected management」(図1)を発表した。データの安全性とIaaSの利便性を両立させる。

図1:「HPE Private Cloud with disconnected management」のアーキテクチャ(出典:米HPE)
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 同サービスではHPEの担当者がユーザーのオンプレミス環境に常駐してクラウド環境を運用する。また、HPEの認定パートナーが運用を担う「HPE Private Cloud Enterprise for sovereign environments」も選択できる。パートナーは地域、地方、業界固有の規制を満たすソブリンクラウドを開発できる。

 HPEのパートナーの1社である東芝デジタルソリューションズは、「製造業のエッジなどのように高いセキュリティを求める環境において、クラウドの利便性をインターネット非接続で享受できることは、企業のビジネスのアジリティを高める」とメリットを説明している。

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HPE / IaaS / ソブリンクラウド / ITインフラ / オンプレミス

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