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デジタルアダプション「テックタッチ」、フローティングバナーを容易に実装する新機能
2025年6月16日(月)IT Leaders編集部
テックタッチは2025年6月13日、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」に新機能「新型フローティングバナー」を追加した。適用対象サイト/システムの画面上に通知や導線をノーコードで設置する機能である。バナーの表示位置、デザイン、表示タイミングなどを設定できる。バナーは画面をスクロールしてもユーザー操作を妨げない形で固定表示され、サイトを訪れた顧客などのユーザーへの通知・誘導・操作支援に向く。
テックタッチが提供する「テックタッチ」は、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)である。社内のエンドユーザーが普段利用しているSaaS/アプリや、顧客が訪れるサイトなどの画面上に、操作を支援するガイドやヒントをリアルタイムに表示する。Webブラウザに専用プラグインをインストールすることで利用できる(関連記事:デジタルアダプション「テックタッチ」新版、デザイン部品をテンプレート化しガイド作成を容易に)。

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今回、新機能「新型フローティングバナー」(画面1)を追加した。ノーコードかつタグ不要でDAPの適用対象サイト/システムの画面上に設置できる。標準機能として、オプション料金なしで利用できる。
バナーの表示位置、デザイン、表示タイミングなどを設定できる。バナーは画面をスクロールしてもユーザー操作を妨げない形で固定表示され、サイトを訪れた顧客などのユーザーへの通知・誘導・操作支援に向く。
「企業のマーケティング/カスタマーサクセス部門は、ECサイトに訪れる顧客との接点をエンゲージメントの高い瞬間と捉えており、画面上で速やかに施策を実行したいと考えている。しかし、開発リソースの制約などにより、そうした仕組みの実装が困難である」(テックタッチ)
上記の状況で、フローティングバナーの容易な実装手段を提供するとしている。「導線の設計が難しい複雑な手続きや機能を実現して、顧客を視覚的に誘導することで、ECの“かご落ち”を減らしたり、特定商品・サービスを訴求したりできる」(同社)。
また、ウェビナーの告知、資料ダウンロード、ランディングページ(LP)への誘導など重要なお知らせや限定キャンペーンなどを常時顧客の目に入る形で提示することで、見逃しを防ぎ、顧客とのエンゲージメントを高められるとしている。
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