テックタッチは2025年2月17日、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」の新版を提供開始した。新版では、操作ガイドとして利用可能なデザイン部品をテンプレート化、一からデザイン部品を作成することなく、用意された部品をドラッグ&ドロップで配置できる。また、ガイド画面をユーザー属性に応じて切り替えられるようになった。
テックタッチが提供する「テックタッチ」は、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)である。経費精算やCRM/SFA(営業支援)など、エンドユーザーが普段利用しているSaaS/アプリの画面上に、操作を支援するガイドやヒントをリアルタイムに表示する。Webブラウザに専用プラグインをインストールすることで利用できる(図1、関連記事:操作ガイドツール「テックタッチ」新機能、クリック/セレクト操作やデータ入力を自動化)。
新版では、操作ガイドとして利用可能なデザイン部品を「デザインパーツ」としてテンプレート化した。操作ガイドを作成する際に、一からデザイン部品を作成することなく、用意された部品をドラッグ&ドロップで配置できる。適切な場所へのボタン・画像の配置や使わない機能・項目の非表示などの設定を容易にする(図1)。
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また、SaaSを自社の業務に合わせてカスタマイズしている場合でも、テックタッチの操作ガイドを表示できるようになった。
日付の入力ミスを防ぐチェック機能も追加した。ユーザーが購買や経費精算などを申請する際、未来の日付を誤って入力したり、期間外の日付を選択したりするとアラートが届くようになっている。
ほかには、ガイド画面をユーザー属性に応じて切り替えられるようになり、所属会社・部署、エリアなどに応じたガイドを表示できる(図2)。
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