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出前館、配達員登録の本人確認をICチップ読み取り方式に移行、登録審査の一部も自動化

2026年3月24日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

フードデリバリーサービス事業者の出前館(本社:東京都渋谷区)は2026年3月23日、配達員を新規に登録する際の本人確認方法を、従来の写真撮影方式からICチップ読み取り方式に移行した。セルフィー撮影した顔画像との照合に、券面情報ではなく運転免許証のICチップやマイナ免許証(マイナンバーカード一体型運転免許証)の顔画像を利用する。

 出前館は、1999年設立の国内最大級のフードデリバリーサービス事業者である。10万店舗以上の加盟店を抱え、飲食店への「シェアリングデリバリー(配達代行)」や日用品を届ける「クイックコマース」など、多岐にわたるサービスを展開している。

 同社は、配達員を新規に登録する際の本人確認方法を、従来の写真撮影方式からICチップ読み取り方式へと2026年3月23日に切り替えた。スマートフォンなどでセルフィー撮影した顔画像との照合に、これまでのような券面情報ではなく、運転免許証のICチップやマイナ免許証(マイナンバーカード一体型運転免許証)の顔画像を利用する。

 「デリバリーサービスの配達員は、ユーザーと直に接する、サービスの信頼を体現する存在である。本人確認の厳格化や透明性の向上が求められている」と説明している」(同社)ことから取り組んだ。

 システムに、NECのオンライン本人確認(eKYC)ソフトウェア「Digital KYC本人照合SDK」を利用している。SDK(ソフトウェア開発キット)として提供しており、スマートフォンアプリに組み込むことで本人を確認できるようになる(関連記事NEC、本人確認サービス「Digital KYC本人照合SDK」で「公的個人認証サービス」を利用可能に)。

 本人確認方法の移行に合わせて、配達員の登録・確認フローも改善した。具体的には、ICチップから読み取ったデータと登録情報の照合など、審査業務の一部を自動化した。これにより、安全性を確保したまま、配達員が登録のために待機する時間を短縮して利便性を高めている。

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