[事例ニュース]

日清食品HDが“人材採用CRM”を導入、潜在的な入社候補者との関係を管理

潜在層にも能動的に働きかける人材採用への転換を目指す

2026年4月20日(月)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

日清食品ホールディングス(本社:東京都新宿区)は、TalentXの人材採用向けCRM「MyTalent CRM」を導入した。同社に転職する可能性のある潜在的な候補者のデータを管理し、適切なタイミングでコンタクトできる体制を整える。TalentXが2026年4月14日に発表した。

 日清食品ホールディングスは、専門人材やグローバル人材などのキャリア採用(中途採用)比率が7割を占めている。一方、人材紹介エージェント経由の比率が高まるにつれ、採用コストが上昇。また、内定辞退者などの「過去のつながり」を十分に生かしきれていないのが課題だったという。

 そこで、受動的な人材採用から、潜在層にも能動的に働きかける人材採用への転換を目指し、TalentXの人材採用CRM「MyTalent CRM」(画面1)を導入した。

画面1:人材採用CRM「MyTalent CRM」の画面例(出典:TalentX)
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 MyTalent CRMは、TalentXの統合型タレントアクイジション(優秀人材獲得)プラットフォーム「MyTalent Platform」の1サービスである。MyTalent Platformは、MyTalent CRMを中核に、ブランディング、リファラル、採用管理などで構成する。

 人材採用管理を担うMyTalent CRMは、候補者の行動履歴からAIが転職意向を推定し、適切なタイミングで求人情報やコンテンツをレコメンドする。スカウトメールの文面生成・配信を自動化し、人材紹介や求人広告などの外部サービスへの依存を減らし、自社が保有するデータのみで継続的な採用活動を行えるという。

 取り組みの中で、日清食品HDは、未来の入社候補となる多くの人材とつながるため、「キャリア登録フォーム」をコーポレートサイトに設けた。同社人材開発部長の岡村誠氏は、取り組みの意義について、「今が転職のタイミングでなくても、将来『日清食品グループで働きたい』と思ったときに真っ先に思い浮かべてもらえる存在でありたい」と説明する。

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