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Salesforceモバイルアプリに新機能「対面ミーティングアシスタント」、対面商談をリアルタイムで記録

2026年4月20日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セールスフォース・ジャパンは2026年4月14日、「Salesforceモバイルアプリケーション」(iOS/Android)の新機能「対面ミーティングアシスタント」を提供開始した。商談中の会話をリアルタイムで文字起こしし、商談終了と同時に要約や次のアクションをCRM(顧客管理システム)に自動保存する。商談中にメモを取る必要がなくなり、顧客との対話に集中できるようになる。

 セールスフォース・ジャパンは、Salesforceのフロントエンドとして使えるモバイルアプリケーション(iOS/Android)に、商談中の会話をリアルタイムで文字起こしする新機能「対面ミーティングアシスタント」を追加した(画面1)。商談終了と同時に要約や「次のステップ」を生成し、Salesforceに自動で保存する。営業担当者は、商談中にメモを取る必要がなくなる。

画面1:Salesforceモバイルアプリに追加した、商談中の会話をリアルタイムで文字起こしする「対面ミーティングアシスタント」機能の利用イメージ(出典:セールスフォース・ジャパン)
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 背景として、営業活動でのAI活用においては、単発の会話データではなく顧客との関係性の経緯や文脈を正しく理解することが不可欠である。対面ミーティングアシスタントを使うと、オンライン(Web会議など)とオフライン(対面)両方の会話データを自動的にSalesforce上に蓄積できるので、AIエージェントの「Agentforce」は、顧客との全接点で蓄積した情報を踏まえたうえで、翌日のフォローアップ案や次に取るべき営業アクションを提示できる。

 技術面での特徴は、音声データをクラウドに送信せず、デバイス内のローカルAIで文字起こしの処理が完結することである。文字起こし完了後は、元の音声データをデバイスから自動で消去し、テキスト化した商談記録だけを外部(Salesforce)へと送出することにより、音声が外部に漏洩するリスクを排除している。また、複数の話者を自動識別する機能も備えており、ワンタップで各発言者の名前を割り当てられる。

 同社はこれまで、AIを活用したツールとして、インサイドセールス向けの「Engagement Agent」、商談前の調査を自動化する「Account Research & Meeting Prep Agent」、オンライン会議を分析する「Conversation Intelligence」を提供してきた。今回の対面ミーティングアシスタントの追加により、デジタルチャネルから対面商談まで、営業プロセス全体をAIで支援できるようになった。

 今後は、営業プロセス全体を支えるAI機能を順次拡充していく。2026年6月に提供する「Prospecting Agent」は、顧客プロファイルを設定するだけで、見込み顧客の探索から評価までを自律的に実行し、優先度付きアプローチリストを生成する。選定した見込み顧客は、Engagement Agentに引き継ぐことで、リードの育成から商談設定までを自動で実行できる。

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