[市場動向]

産業用AIで「次のフロンティア」へ─IFS、自律型排出量管理システム「IFS Zero」発表

日本市場では、NEC、日本IBM、電通グループらとの強固なエコシステムを構築

2026年5月29日(金)神 幸葉(IT Leaders編集部)

IFSジャパンは2026年5月27日、年次カンファレンス「IFS Connect Japan」に合わせ、ビジネスアップデートに関する記者説明会を開催した。説明会にはIFS 最高経営責任者のマーク・モファット氏らが登壇し、成果に連動したオペレーションベースの新課金体系や、産業特化型AI「IFS.ai」を活用した戦略、ネットゼロ達成を支援する「IFS Zero」のリリースなどを発表。日本市場における投資計画や、NEC、日本IBM、電通グループらとのパートナーシップを通じて、国内企業のDX推進を強力に支援する方針も示した。

顧客価値に寄り添う「次のフロンティア」へ

 冒頭、IFS 最高経営責任者(CEO)のマーク・モファット(Mark Moffat)氏(写真1)は、同社の好調な業績を背景に、顧客がIFSの機能から真の価値を引き出している現状を強調した(図1)。

写真1:IFS 最高経営責任者 マーク・モファット氏
図1:2026年第1四半期ハイライト(出典:IFS)
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 モファット氏は、「当社は常に次のフロンティアを目指し続けてきた」と述べ、象徴的な施策として2026年4月に発表した価格体系の刷新を挙げた。「市場において、ユーザー数に基づく課金という、成果に結びつかない従来通りの商慣習はもはや評価されないと判断した」と説明。ユーザー数ベースから、顧客が管理するオペレーションベースの課金への体系へ移行することで、企業はコスト増加を懸念して利用範囲を制限することなく、あらゆる領域で産業用AIを自由に展開できるようになる。

 さらに、エージェントAIプラットフォーム「IFS Loops」、戦略的イノベーションプログラム「IFS Nexus Black」、パートナーエコシステムへの継続的な投資を続け、ビジネスを強化していく(図2)。

図2:IFSの事業を強化するパートナーシップ(出典:IFS)
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●Next:イノベーションと安定性を両立する製品戦略、ネットゼロを後押しする自律型排出量管理システム「IFS Zero」

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