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[事例ニュース]

ファーストキッチン、店舗と本社の情報共有基盤を刷新、申請/報告もグループウェアに統合

2026年7月1日(水)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

ファストフードチェーン運営のファーストキッチン(本社:東京都新宿区)は、店舗と本社の情報共有基盤を刷新した。ネオジャパンのグループウェア「desknet's NEO」を採用し、今後はノーコード開発機能を用いて、紙文書や表計算ソフトに頼っていた申請・報告業務をグループウェアに統合する予定。ネオジャパンと導入を支援したパナソニック デジタルが2026年7月1日に発表した。

 ファーストキッチンは、関東地方を中心に展開する日本発祥のファストフード/ハンバーガーチェーンである。創業(1977年)以来の看板商品「ベーコンエッグバーガー」などで知られている。2016年にハンバーガーチェーンの米ウェンディーズ日本法人に買収され、現在は両ブランドを融合したコラボ店舗「ウェンディーズ・ファーストキッチン」の展開を強化している。

 同社は、店舗と本社の情報共有基盤としてグループウェアを運用してきたが、システムのサーバー容量逼迫による不具合が生じていた。また、申請・報告ワークフローは、紙文書や表計算ソフトウェアを中心としたアナログな運用が主で、特に本社側の集計作業に時間がかかっていたという。

図1:「desknet's NEO」の機能一覧(出典:ネオジャパン)
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 今回、旧システムのサポート終了を機に、情報共有基盤をネオジャパンのグループウェア「desknet's NEO(オンプレミス版)」(図1)で刷新した。導入作業をネオジャパンとパナソニック デジタルが支援し、旧システムで使っていた機能(掲示板、ファイル共有、スケジュール管理、施設予約、ワークフローなど)を、すべて標準機能でカバーしている。

 導入に伴い、従来の店舗共用IDから個人IDに移行したことで、個人のスケジュール管理が可能になった。ファーストキッチンは、利用者名簿、アドレス帳、ダイレクトメッセージなど、旧システムになかった機能により、本社と全国店舗間の情報連携が進むことを期待している。

 今後、desknet's NEOのノーコード開発機能で、日常業務をカスタマイズベースでシステム化できる「AppSuite」を活用し、現場独自の報告フローや管理業務を作成する計画である。旧環境では紙文書や表計算シートで行っていた業務をグループウェアに統合し、店舗からの申請・提出と本社側の集計作業を効率化する。

 ファーストキッチン 店舗支援部店舗サポート課 マネージャーの八木実樹氏は、「まずは旧グループウェアで利用していた機能に絞って運用を始めるが、今後段階的に利用範囲を広げ、利便性を高めていく」と話す。

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