[事例ニュース]

アイスタイル、SalesforceのSFAに販売管理システムを統合、3.5人分の業務削減を見込む

2026年7月3日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイスタイル(本社:東京都港区)は、Salesforceを活用した営業支援システムに販売管理システムを統合した。1万通りを超える広告メニューの組み合わせパターンに応じた業務フローを最適化した。年間で約6700時間の業務削減を見込む。テラスカイが2026年7月3日に発表した。

 アイスタイルは、化粧品・美容サイト「@cosme」を運営している。広告事業が拡大するなか、既存システムの老朽化によるアナログ運用や業務の属人化、営業支援システムと販売管理システムの分断による二重入力やデータの乖離が課題となっていた。

 同社は既存システムとしてAgentforce Sales(旧名称:Sales Cloud)を導入していた。今回、Agentforce Salesに販売管理システムを統合し、業務プロセスを刷新した。販売管理における現場の運用をSalesforceの標準機能へ落とし込んでシステムを構築した。

 1万通りを超える広告メニューの組み合わせパターンや業務フローを整理し、Salesforce上で動作するように設計した。クラウド型のデータ連携サービス「mitoco X」を活用し、Salesforceと各種システムを連携させた。広告の申し込みから見積もり作成、在庫引き当て、受注、販売管理に至る一連のプロセスを統合した。

 2025年10月に稼働させた。Webフォームからの広告申し込みから、受注、請求管理に至る全プロセスをSalesforce上に統合した。アイスタイル社内の試算では、当初計画(4500時間)を上回る年間約6700時間(3.5人分相当)の業務削減を見込んでいる。

 また、受注から請求までのデータがシステム上でリアルタイムに確定するため、人によるチェック作業が減った。システム刷新の翌月には経理部門での月次締め作業が完了するなど、バックオフィスを含めた全社的な生産性向上を実現した。

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