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イーシステム、SaaS型の名刺管理サービス「アルテマブルー」をiPhone 3Gに正式対応

2009年3月21日(土)IT Leaders編集部

顧客情報管理(CRM)システムの導入サービスとサポート事業を手がけるイーシステムは2009年3月19日、同社が開発提供するSaaS型の名刺管理サービス「アルテマブルー」が、3月1日リリースの新バージョンよりiPhone 3Gに正式対応したことを発表した。アルテマブルーのユーザーは、iPhone 3Gを「名刺入れ」や「日報登録端末」として、ビジネスの場で活用できるようになる。

アルテマブルーは、日本のビジネスに欠かすことのできない名刺をデジタル情報化し、名刺データを経営に活用するための各種機能を実装したSaaS型のサービス。名刺を専用スキャナでスキャンするだけで、原則翌営業日までに名刺情報がデジタル化され、PCや携帯電話を通じて名刺管理と各種の営業・マーケティング支援機能を利用できるようになる。2008年6月の販売開始より、140社超の企業に導入されているという。

同サービスはこれまで主要3キャリアの携帯電話に対応していたが、今回、iPhone 3Gに正式に対応した。なお、既存のアルテマブルーのユーザーは、追加料金なしでiPhone 3G対応機能を利用することができる。

同社によれば、アルテマブルーを導入することによって、従来は個人の管理に委ねられ企業内に分散していた名刺情報をデジタル化・一元管理化して社員間で共有できるようになり、個人のノウハウと考えられていた社員個々の人脈を企業の資産として経営に活用できるようになる。

今回の対応により、ユーザーはiPhone 3Gを名刺入れとして利用できるようになり、実際に名刺を持ち歩かなくても、iPhone 3Gさえあれば、自分のすべての名刺データへいつでもアクセス可能となる。名刺の画像を画面上に表示するだけでなく、名刺の相手にワンクリックで電話をかける、メールを送る、地図や経路検索結果を表示するといった操作も可能だ。

また、取引先との商談やその他の営業活動などの日報もiPhone 3Gから入力できる。顧客データは、名刺をスキャナでスキャンすると自動生成されるため、一般的な日報管理システムと異なり営業担当者がシステムに向かって顧客データを登録する必要がない。

営業マネージャー向けの管理画面では、担当者の登録した日報を、対象期間別、顧客別、自社組織あるいは担当者別など、自由な切り口で参照可能になっている。iPhone 3Gから入力された内容は即時にデータベースに反映され、営業担当者が外出先や移動中にiPhone 3Gから入力した日報を、オフィスにいる営業マネージャーはリアルタイムで把握できる。

営業担当者がいつ名刺を獲得したか、あるいは、ある組織や個人が所有している名刺の役職別分布などのグラフの自動生成機能が、日報管理機能とともに営業マネージャーの業務を強力に支援するとしている。

デジタル化された名刺データは、国内最大級のIDC(インターネットデータセンター)におけるセキュリティの下で管理されている。ユーザーの携帯電話やPCには、名刺データが一切残らない仕組みであり、個人情報保護の面から見ても安全。また、万が一、端末を紛失してしまった場合にも、端末からのアクセスを外部から制止できるため、安心して利用できるという。

同サービスは、業務の効率化を図る各種機能に加え、個人情報保護や情報漏えいリスク対策などセキュリティ面が評価され、金融機関からの引き合いも増加中とのこと。


アルテマブルーサービスサイト
http://ultimablue.jp/

イーシステム
http://www.e-system.co.jp/
 

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