[新製品・サービス]

NTTコムウェア、RFIDタグを使った「RFID来場者動線分析サービス」を発表

2009年10月15日(木)IT Leaders編集部

NTTコムウェアは2009年10月14日、イベント会場などでの来場者動線を自動収集し、CS向上や営業活動を支援する「RFID来場者動線分析サービス」の提供を10月15日より開始すると発表した。同社は、凸版印刷との販売協力のもとで、イベント運営受託企業、広告代理店、会場管理会社などを通じて、セミナーやイベントの出展企業向けに本サービスの営業を展開する。

「RFID来場者動線分析サービス」は、RFID(電子個別識別システム)を利用して、イベント会場などでの来場者の動線や滞留状況を自動収集、来場者の傾向分析のためのレポートを提供する。

来場者にセミアクティブタグ(トリガーエリアに入った際に電波を発信するRFIDタグ)を携行してもらうことで、会場に設置したRFID機器が、入退場時間記録や、ポイントごとの滞留時間の記録データを自動的に収集する。そして、来場者ごとの各製品に対する関心度を定量化し、顧客満足度の高い営業活動を支援するレポートを提供する。

本サービスは、来場者が入退場の都度ICカードをかざす必要もなく、信頼性の高いデータを収集できることが特徴である。また、RFID導入にありがちな煩雑で時間のかかる設置調整が不要で、期間限定イベントなどでの利用に適しており、オールインワンで、1日からでも利用できる。

「RFID来場者動線分析サービス」に含まれるサービスは次のとおり。

  • 会場に合わせた機器配置などの設計
  • システムの事前設定
  • RFID機器類の設置調整
  • RFIDタグレンタル
  • レポート作成
  • 名刺情報入力作業(オプション)

※受付業務、レポートを使用したマーケティング分析などの作業は含まない。

導入企業のメリットは次のとおり。

  • 効果的な営業活動
    来場者の会場内動線を把握することで、来場者ごとの関心の高いコンテンツを把握し、セミナーやイベントのフォロー活動を支援する。
  • 効果測定をフィードバックに活用
    セミナーごとの来場者数や滞留時間など、セミナーやイベントの効果を定量的に把握することで、フィードバック効果を実現する。

「RFID来場者動線分析サービス」の参考価格(税込み)は次のとおり。

会期1日・来場予定者数500人以下・1会場(入退場口が1つ)の場合は、約94万円。
会期2日・来場予定者数1000人以下・2会場(入退場口が2つ)の場合は、約132万円。
※ イベントの規模に応じて割安になる。詳細は要問い合わせ。
※ 名刺情報入力作業(オプション)の費用は別途。
※ 開催地が首都圏以遠の場合は別途交通費などの派遣費用が必要。

なお、2009年10月15日・16日に東京国際フォーラムにて開催される「FIT2009(金融国際情報技術展)」のNTTコムウェアブースにて、本サービスのデモ展示が行われる。

RFID
http://www.nttcom.co.jp/rfid/

「FIT2009(金融国際情報技術展)」
http://www.nttcom.co.jp/event/fit2009/

NTTコムウェア
http://www.nttcom.co.jp/

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NTTコムウェア / RFID / マーケティング / 凸版印刷

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