Web会議やウェビナーをはじめとするビジュアルコミュニケーションサービスを提供するブイキューブは2010年8月30日、主力製品「V-CUBE ミーティング」をiPadに連携させ、新アプリケーションとして同日より発売を開始すると発表した。また同日より、誰でも体験できる「無料で“使い放題”トライアル」キャンペーンも開始した。同社は、今後1年間で導入社数500社を見込んでいる。
ブイキューブは2010年5月17日に、Web会議システム「nice to meet you」を「V-CUBE」に合致させ、より強力なグローバル・ブランディングを行っていくことを発表した。加えて、スマートフォン連携や、当時は開発中であったiPad連携についてもデモンストレーションを行い、フリーデバイス対応に向けて、最新の技術を取り入れていくことを明らかにしたが、その後開発や実証実験などを行い、今回の提供開始に至ったものである。
「Web会議でのiPad連携」は、iPadが単に端末として機能するのではなく、会議に参加する人に、新世代の端末によるペーパーレス会議を提案する。iPadならではの高度な直感的操作性をはじめ、他拠点の映像も見えるなど、「Face to Face」を基本とする「V-CUBE ミーティング」による豊富な利用シーンを提案している。機能の大部分をホワイトボードの閲覧に絞ることによって、操作に迷うことがなく重要な会議等でも集中できる設計となっている。
利用シーン1
【テレビ会議専用端末との併用】-- 映像は高画質な専用機で、資料は手元で閲覧
テレビ会議用専用端末タイプの映像中心の会議では、プロジェクター等に各拠点の映像を表示することで細かい表情などを伝えつつ、手元のiPadで資料閲覧も行える。企業だけではなく、学校や塾などでの活用も可能。
利用シーン2
【V-CUBE ミーティングとの併用】-- Web会議のペーパーレス会議を促進
普段利用している「V-CUBE ミーティング」と一緒に利用することで、資料や画像を多く利用する会議のペーパーレスを促進する。それぞれの環境で自由に資料のズームや縮小ができ、理解度も向上するメリットがある。
利用シーン3
【通常の会議との併用】-- 大勢で集まる会議での手元資料として
「資料共有プラン」とiPadを利用することで、伝達事項が多い定例会やセミナーなど大勢で集まるような会議でも、資料共有をしっかり行える。
アプリはApp Storeから無料でダウンロードできる。ただし、利用には別途「V-CUBE ミーティング」または「資料共有プラン」の契約が必要。また「V-CUBE ミーティング」の利用には、別途初期設定費用・月額基本料が必要である。
iPad連携アプリの価格(税別)は次のとおり。
「iPad Basic」は、月額5000円/部屋(5端末まで)。iPad対応の無料アプリケーションから、会議への参加が可能。ホワイトボード上の資料の閲覧や、テキストチャットの機能が利用できる。
「iPad Plus」は、月額1万円/部屋(5端末まで)。iPad Basicに加えて、映像の受信も利用できる。資料共有・チャット・写真のアッププラス、会議参加者の映像も見ることができる。
「無料“使い放題”トライアル」について
なお同社は、同日より「無料」で試すことができるサービスを開始した。現在、「V-CUBE ミーティング」を利用していなくとも、「無料トライアル」として「V-CUBE ミーティング」と、iPad連携を同時に体験することができる。ただし、スマートフォン連携は、今回の「無料“使い放題”トライアル」に含まれていない。申し込み期限は、9月30日まで。
「V-CUBE ミーティング」iPad連携
http://www.nice2meet.us/ja/service/meeting/ipad/
「無料“使い放題”トライアル」の申込み先
https://forms.netsuite.com/app/site/crm/externalcasepage.nl?compid=1046668&formid=52&h=e89fcf29c6452ac51758&redirect_count=1&did_javascript_redirect=T
ブイキューブ
http://www.nice2meet.us/