[新製品・サービス]
ネットジャパン、仮想環境向けバックアップソフト新版「ActiveImage Protector 2.8 Virtual Edition」
2011年1月20日(木)IT Leaders編集部
ネットジャパン(現アクティファイ)は2011年1月19日、仮想環境向けバックアップソリューションの新バージョン「ActiveImage Protector 2.8 Virtual Edition」(アクティブ・イメージ・プロテクター 2.8 バーチャル・エディション)を1月25日から出荷開始すると発表した。新バージョンは、従来のActiveImage Protectorの「仮想環境ライセンス」にLinux対応を追加し、仮想環境上のWindows/Linuxの両方のバックアップソリューションを1ラインセンスで提供する。
ActiveImage Protectorは、動作中のWindows/Linuxマシンを止めることなく、OSやアプリケーションを含めたボリューム全体をディスク・イメージングで確実、高速にバックアップするソフトウェアである。ActiveImage Protector 2.8 Virtual Editionでは、1ライセンスでWindows/Linuxの両方のバックアップが行えるので、追加のライセンスは必要がない。また、「仮想環境ライセンス」という新しい形態の採用により、物理マシン1台に対して1ライセンス購入すれば、その物理マシン上で動作する仮想OSの種類と数に制限なくインストールして使うことができる。
Windows用ActiveImage Protectorの特徴は以下のとおり。
- 仮想マシンを稼働したままHyper-Vのホスト環境全体をバックアップ、動作中のWindows(物理マシン)もバックアップ可能(ホットイメージング)
- Hyper-VとvSphere上で稼働中の仮想マシン毎に全体をバックアップ(ホットイメージング)
- 静止中のWindowsサーバー全体をバックアップ、vSphere ESX環境では停止した状態でESXのホスト環境全体をバックアップ(コールドイメージング)
- 高速な増分バックアップ
- Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用
- VSS(Volume Shadow Copy Service)対応のサーバーアプリケーションをサポート
- Windows PE 2005 ベースの復元環境に対応
- Windows PE 2.1の採用により、復元作業も簡単
- バックアップの自動化、スケジュール化、世代管理可能
- ネットワーク経由でバックアップを管理できるリモート管理機能・
- BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行
- 豊富な保存先(ローカル、ネットワーク共有フォルダーなど)
■ Linux用ActiveImage Protectorの特徴
- Linuxネイティブのスナップショットドライバーを採用
- Linuxのホットイメージング/コールドイメージング
- 高速かつ最小容量のバックアップ(スマートセクター使用)
- バックアップ/リストアの操作が簡単なコンソールウィザードの採用
- 設定を簡単におこなえるコマンドラインインターフェースの採用
- 他の管理ツールから実行できるコマンドラインパラメーター装備
- スケジュールバックアップ可能
- 自動化が可能な柔軟なスクリプトでデータベースも安全にバックアップ
- バックアップ容量を大幅に削減する差分バックアップ
- 復元時のトラブルを回避するブートディスク作成機能
- LinuxのソフトウェアRAIDに対応
- ファイルごとの復元を可能にするイメージファイルのマウント機能
- ネットワーク経由でバックアップを管理できるリモート管理機能
- BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行
- 豊富な保存先(ローカル、ネットワーク共有フォルダーなど)
ライセンス価格(税別)は次のとおり。
「ActiveImage Protector 2.8 Virtual Edition」は、19万8000円/ライセンス。
製品構成:「ActiveImage Protector Server Edition」「ActiveImage Protector Desktop Edition」「ActiveImage Protector Linux Edition」
価格には1年間のサポートサービスの費用が含まれている(メディアキットは別売り)。
なお、ActiveImage Protector 2.7/2.5の「仮想環境ライセンス」を購入した年間サポートサービス期間内のユーザーに対しては、無償にてLinux Editionが配布される。これにより、ユーザーは、従来のActiveImage Protector 2.7/2.5の「仮想環境ライセンス」から、ActiveImage Protector 2.8 Virtual Editionへ無料にてアップグレードできる。
ネットジャパン
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