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ネットジャパン、節電対策も考慮したバックアップソフト新版「ActiveImage Protector 3.0」

2011年4月26日(火)IT Leaders編集部

ネットジャパン(現アクティファイ)は2011年4月25日、仮想/物理環境向けバックアップソリューションの新バージョン「ActiveImage Protector 3.0」(アクティブ・イメージ・プロテクター3.0)のラインアップを、5月10日から順次出荷開始すると発表した。

ActiveImage Protectorは、セクターベースのディスクイメージングによるバックアップ/リカバリーツールで、ネットジャパンの米国子会社が開発したコア技術をベースに、独自の機能を追加して開発された製品。Windows 2000 Serverなどのレガシーマシンから最新の物理/仮想のWindows/Linuxマシンまで、また大規模から小規模システムまでといった幅広い環境で柔軟に対応できるように設計されており、すでに数多くの企業に導入されている。

今回バージョン3.0としてリリースされるのは、以下の7製品。

仮想環境向け:

  • ActiveImage Protector 3.0 Virtual Edition
  • ActiveImage Protector 3.0 for Hyper-V with ReZoom

物理環境向け:

  • ActiveImage Protector 3.0 Server Edition
  • ActiveImage Protector 3.0 Linux Edition
  • ActiveImage Protector 3.0 Desktop Edition

クラスター環境向け:

  • ActiveImage Protector 3.0 Cluster Edition

IT管理者向け:

  • ActiveImage Protector 3.0 IT Pro Edition

新バージョンでは、節電対策を考慮した「シャットダウン時に自動的にバックアップする」機能や、改善要求が多かった機能などが新しく実装された。新機能の概要は以下のとおり。

  • uEFIマザーボードのGPTボリューム(起動、システム、論理)をサポート
  • 増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーション(合成)バックアップ(IT Pro Editionは除く):増分バックアップは高速な反面、容量やファイル数が多くなるが、多数の増分を1つの最新の増分ファイルにまとめることで効率的なバックアップを実行可能にする
  • バックアップシリーズファイルを1つにするユニファイド(統合)バックアップ(IT Pro Editionは除く):ベースイメージと複数の増分ファイルを、最新の状態のひとつのベースイメージとして統合し管理可能にする
  • スロットリング機能:バックアップタスクの負荷調整ができるので、他の業務タスクとの優先順位の変更やネットワークの使用帯域の制限により、マシンのリソースを効率よくバックアップタスクに振り分け可能
  • 不良セクタースキップ機能:ディスク上に読み取れない不良セクターがあっても、エラーを無視してバックアップを継続できる「セクターベースのバックアップ」機能により、ファイルの一部が壊れた状態でも、正常なハードディスクに復元して、不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができる
  • ディスク間コピー機能:ハードディスク間でのボリュームコピーが可能
  • Windows PE 3.1とPE 2005のデュアル復元環境を採用:最新のWindows PE 3.1(Windows AIK for Windows 7/Windows Server 2008 R2)を採用することで、最新のサーバーデバイスに対応。また、メモリの少ないレガシー環境でも動作するWindows PE 2005が使用できる
  • バックアップのイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能:Windows Embeddedの技術を応用した新開発のAIR(Architecture Intelligent Restore)によって、取得したバックアップイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元して起動することが可能
  • 仮想環境への対応を強化:新開発のAIR搭載により、V2P(仮想マシンから物理マシンへ)、V2V(仮想マシンから別の仮想マシンへ)、P2P(物理マシンから別の物理マシンへ)の移行がスムーズに実施可能
  • Windows上からLinuxのExt2/3/4パーティションのスマートセクターによるバックアップが可能:Windows/Linuxのマルチブート環境でも、Windows側からWindowsとLinuxパーティションのどちらでもスマートセクターによるバックアップが可能。また、IT Pro Editionでは、LinuxのみのクライアントPCも最小容量でのバックアップが可能(LinuxネイティブのホットイメージングにはLinux Editionを用意)
  • Red Hat Enterprise Linux 6に対応(Linux Edition/Virtual Edition):Linux Editionのスナップショットドライバーが、Red Hat Enterprise Linux 6に対応し、最新バージョンでも、Linuxネイティブにホットイメージングやスマートセクターを活用したバックアップが可能
  • シャットダウン時に自動で増分バックアップ(Server Edition/Desktop Edition):バックアップの実行タイミングを、従来の「スケジュールで実行する」に加え、「シャットダウン時に自動的にバックアップする」機能を追加。バックアップは増分で行うため、短時間で済む


「ActiveImage Protector」
http://activeimage.jp/

ネットジャパン
http://www.netjapan.co.jp/nj/

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