昨今、にわかに注目を集めるデータサイエンス。しかし、その概念自体は1990年代後半から存在している。十数年間にわたって、データサイエンスの重要性を訴えてきた、慶応義塾大学 理工学部の柴田里程教授に話を聞いた。
柴田里程教授
―先生は、データサイエンスを教えられていますね。これはどんなものなのでしょうか。
データを研究の対象とする学問です。数学が数を、物理学が物を扱うのと同じように、データを研究します。データに関する疑問を解決し、理解を深め、新たな知見を得る。
データから価値を創造する学問、そう言い換えてもよいかもしれません。そのために、データの収集や蓄積から、分析結果の検証まで、つまり入口から出口まで一連のプロセスを扱います。
―例えば、どんなことをやっているんですか?
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