TISインテックグループのマイクロメイツは2025年8月6日、業務マニュアル整備支援サービス「マニュアルコンサルティングサービス」を提供開始した。マニュアルの棚卸しや評価を実施して改善策を提案し、作成・運用・保守体系を整備する。社内でマニュアルを作成・保守できる体制を最短3カ月で実現するとしている。料金(税別)は250万円から。
マイクロメイツの「マニュアルコンサルティングサービス」は、業務マニュアルの整備を支援するコンサルティングサービスである。マニュアルの棚卸しや評価を実施して改善策を提案し、作成・運用・保守体系を整備する。社内でマニュアルを作成・保守できる体制を最短3カ月で実現するとしている。料金(税別)は250万円から(図1)。

「生成AIなどデジタル技術の普及により、新たな業務プロセスや手順を整備する必要が生じている。一方で『業務マニュアルが存在しない/更新していない』『必要なときに見つからない』といった問題から、業務効率の低下やインシデント発生といったリスクが生じている」(マイクロメイツ)。同社のサービスは、以下の3つのフェーズで構成する。
- 現状分析:既存マニュアルを「わかりやすさ」「探しやすさ」「統一性」「デザイン」「保守性」の5つの観点から評価して課題を整理する。そのうえで、マニュアルの作成方法とスケジュールを検討する。
- 整備:マニュアル作成・更新時の一貫性を担保するガイドラインを策定する。RAG(検索拡張生成)を活用して社内文書から必要な情報を検索する仕組みの構築にも対応する。
- 啓発・定着化:マニュアル作成の基礎から実践までを習得する研修を実施し、内製化を支援する。さらに、作成したマニュアルの精査や改善提案、利用状況の定期診断など継続的な支援を提供する。